【09.08.10】総選挙にあたって 賛同団体、各界の皆さんから

全国革新懇代表世話人 成瀬昇

自公から民主に政権が移っつても政治の流れは変わりません。自公も民主も大企業やアメリカが求めている憲法改悪、消費税大増税、衆議院比例定数削減などの基本政策で一致しているからです。
 政治の流れを国民本位に変えるためには、「憲法を暮らしに生かし民主主義を守り、平和な日本をめざす」私たち革新懇の三つの共同目標に賛同する政治勢力の躍進のために頑張りましょう。

愛知県労働組合総連合議長 榑松佐一

 
 「派遣村」活動を通じて、ズタズタにされている日本のセーフティネットを目の当たりにしてきました。失業保険も切れ、離職者支援貸付金の返済を迫られる労働者はホームレスになるしかありません。「お気の毒ですが企業が生き残るためにはしかたがない」という県経協の課長。
 「人も部品も使い捨て」の社会を変える総選挙に!

愛知県商工団体連合会会長 太田義郎

 「消費税分納しているが融資を受けられないか」「税務署から差し押さえの通知が来た」と真っ青な顔で相談に事務所を訪れる人がふえています。100年に一度と言われる大不況の中で中小業者は必死に努力し、耐えています。
「政治は何をやっているんだ」そんな民の怒り、つぶやきを永田町へ届けたい。

新日本婦人の会愛知県本部会長 安藤満寿江

 「夫が帰ってから夜中のパートに出てる」「子どもみてもらって土日働きだした」――家族の時間削って必死の毎日に胸が痛みます。
「お金の心配なく子育てしたい」「高校の授業料も給食費も無料にして」・・・・・とうずまく要求。年間5兆円の軍事費でなく、子育て支援にこそ国の予算を使ってほしい。憲法とくらしを守る総選挙。暑い夏、主権者の一票輝かせたい!

愛知県民主医療機関連合会長  矢崎正一

 「腹が痛くてがまんできず救急車を呼びました。保険証はありませんが診てもらえますか?」来院された方は胆のう癌の肝臓転移でした。保険料が払えず無保険になっていました。
 後期高齢者医療制度など悪政を正す選挙です。自公政権を終了させ、「3つの共同目標」に賛同する勢力の躍進で新しい日本の政治をすすめましょう。

民青同盟愛知県委員会委員長 串田真吾

くるしい生活のなかで、政治や社会に関心をもちはじめる青年たち。そんな青年たちが総選挙で、青年を苦しめてきた政治にピリオドをうち、あたらしい政治への模索と選択をするのではないでしょうか。
雇用や学費の運動をひろげ・長崎ツアーを成功させ、多くの若者と語り合い、「生きる喜び・生きる希望をとどける総選挙」にしたいです。

青年ネットスタッフ・僧侶    佐々木祐恵

 
 「派遣は仕事を選んでいる」「努力がたりないのだから仕方がない」「自業自得」・・・・私たちの社会は、職を失って困難に立たされている人たちをこんな言葉で非難をするような社会であっていいのでしょうか。

 一部の富裕層だけが富を独占する中で「自分はそうなりたくない」「私とは違う」という必死の抵抗か、とも思います。崖っぷちに立ち、崖から転がり落ちる人を非難しても自分の足場が崩れるのは防げないのです。手を取り合い、助け合い、全ての人々が崖から落ちないような足場を作り上げるしかないと考えます。

 人々を階層化しその階層同士でいがみあわせる、こんな図式を作らせてはなりません。この総選挙こそ、手を取り合って誰もが安心して生活できる社会を作る機会であると思います。

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