【09.09.10】総選挙を終えて いよいよ革新懇の出番

全国革新懇 代表世話人 成瀬 昇

 総選挙でのご奮闘ご苦労様でした。
 悪政への国民の怒りが爆発し、政権交代の嵐のなかで自民党は歴史的な敗北を喫し自公政権に代わって民主党中心の政権が生まれます。

 自公政治ノーで闘ってきた私たちは歓迎します。
 しかし、民主党は、改憲、消費税増税(税制)、衆院比例定数削減(選挙制度)など国政の根本問題で自民党と一致しており、手放しで喜べません。
 弱い者いじめの構造改革を小泉内閣と競ってきた民主党が“変節し”「国民の生活が第一」を掲げたのは政権取りのためであり、構造改革への国民の反撃の強さや、参議院で単独過半数がないことなどが背景にあります。

 また、民主党の政策は財源問題など矛盾を抱えていますが、後期高齢者医療制度廃止や労働者派遣法抜本改正、高校授業料無償化などなど私たちの要求と一致する政策もあり、これらは実現させなければなりません。

 同時に、改憲のために憲法審査会を始動させるような動きには断固反対の運動を強めなければなりません。
 自公政権を倒した私たちの次の闘いは、国民が主人公の政府への道を、憲法を守り、いのちと暮らしを守る草の根の闘いを広げ強めて着実に前進させることです。
 いまこそ革新懇の出番です。胸を張って頑張りましょう。

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