【10.08.20】緑区平民懇ニュース7・8月合併号 No.58

第2回代表世話人会議を開く

 2010年7月24日(土)14時から、区内のふれあい広場において第二回世話人会議を開きました。会議は、総会から一ヵ月半という時期でしたが、緊迫した情勢がつづくなかで、八ヶ月余の民主党政権に対する審判ともなる参院選挙の結果を受けて開催しました。
 情勢の特徴について・・・各自の想いと今後の展望についても率直な意見交換をしました。
 国民の政治改革への期待と参院選結果・・・沖縄・普天間基地の撤去の問題をふくめ、安保改定から50年経た今でも、国民のなかでの認識=とりわけ本土の国民の意識は沖縄県民とは大きな隔たりがあり、これを打破していくためにも3・28集会とピースウォークの取り組みが必要だとの思いえ行ったこと、また、これからさらに草の根の運動と緑区平民懇の役割が大きいことを確認しました。また、名古屋市政問題への対応問題などで意見交換しました。
 沖縄問題へのとりくみの一環として、「1ショット・1キル」の上映(10月以降)や、命と健康を守るために地域医療を守ることが如何に大事かを物語る「いのちの山河」の上映運動に緑区平民懇としてとりくむことや、反貧困を中心とした雇用と生きがいネットへのとりくみをすすめることにしました。また、これらを促進するためにも、緑区平民懇の組織拡大と強化、要求にもとづく運動のなかで無党派層の人々と共同を一貫して追及することの重要性とともに、代表世話人も三ヶ月に一回の規定となっていますが、今年度は、奇数月の第三金曜日(二ヶ月に一回)開催することにしました。学習会については、さしあたって必要な「緑市民病院指定管理者募集要項」について学習することにしました。

リレートーク52 暮らしをまもり、地域を守る「セーフティーネット」づくり

 はじめにここ数年、新聞やテレビの中で、貧困、派遣、年越し村という言葉をよく耳にします。
 企業の人件費削減を理由に、非正規雇用の労働者は増え続け、働いても生活保護基準以下の「ワーキングプア」が増大しています。
 こうした背景には、国の政策の誤り、経済政策や規制緩和など大企業擁護の政策が大きな原因となっています。
 それと同じくして、雇用問題、複雑な社会情勢を反映し、メンタル「心の病」が増加し、自殺者は年間30000人を数え、何らかの経済的な理由での自殺者は7000人を越える状況となっています。
 いま、緑区内において「セーフティーネット緑」の発足にむけ準備会を開催、毎月1回、各分野で活躍している方や、経営者、今現在問題を抱えている方に参加していただき「500円、ワンコインパーティー」を開催し、自己紹介を含め、現況報告などの話し合いを重ね、さまざまな分野で活動している方への協力を要請、ネットワークつくりをしています。
 今後、準備会、「ワンコインパーティー」の開催を重ね、活動、ネットワークの幅を広げ、貧困問題、心の病などの相談体制の強化を図っていきたいと思っています。
 また大企業のぼろ儲けの犠牲になり苦しんでいる、中小企業の労働者、派遣、非正規雇用の労働者への参加を呼びかけ、様々な問題に対して相談体制の強化とネットワークづくりが必要と考えています。

名古屋市に指定管理者制度導入問題について“住民への説明会”8月18日に開催が決まる

「緑市民病院のよりよい医療を願う会」が幅の広い区民の皆さんの賛同をうけて結成されました。この「願う会」が河村市長宛ての「住民説明会の開催を要請する」申し入れを7月16日行いました。8月2日に市病院局から8月18日(水)午後6時から緑区役所講堂で行うと連絡が入りました。
 この説明会に1人でも多くの患者さんはじめ区民の皆さんが参加して、疑問や不安・要望を出しあって、よりよい医療を実現するためにとりくみを強めたいと思います。
 また、今後、緑市民病院のよりより医療を願って署名運動にもとりくみたいと検討をすすめいています。
 みなさんのご支援とご協力をお願いします。 事務局 中島信行

第22回戦争体験を語り継ぎ集いに参加して

 緑生涯学習センターと実行委員会は主催するこの会に2・3年目から参加してきた。今回もまた、名古屋の暑い夏の日の半日をこの会に参加した。参加者は60人ほど。
 今回は、90代の方の戦争体験から始まった。国のために生死をかけ尽くした挙句、戦争犯罪者として異国の地に消えた仲間や家族の無念さを歌った短歌を紹介し、涙をこらえてのお話だった。その他に、この緑区にも空襲がひどくあったこと、中学生の女性にも学徒動員で戦争の怖さがあったことなどまるで昨日の出来事のように思い出されると話された。戦争は絶対にしてはならないと強調された。
 改めて戦争の悲惨さを知ったし、聞いているうちに腹立たしい思いに駆られた。一握りの戦争賛成者が一人一人の命を虫けらのように軽くかんがえていたと知ったから。仕方がなかったとは、思えない気持ちになった。語り部の参加者も二度と戦争は起こしてはならないと誓った会であった。今年、若い人の徴収がいなかったのは、非常に残念であった。
旭出・滝の水九条の会 E・M

核兵器のない平和な世界をねがうみどり区文化のつどい2010

 ◆平和コンサート♪
  8月22日(日)PM1:30開演 緑文化小劇場
 
 ◆子どもの広場♪
  8月21日(土)AM11:00開演 JAみどり徳重支店2F

 ◆みどりの響♪
  8月21日(土)PM1:30開演 緑文化小劇場

 
 ◇平和美術展開催決まる◇
  11月21日(日)・23日(火) 緑区役所講堂

「ユメリア徳重」が人気

 5月6日にオープンした愛称「ユメリア徳重」が人気を呼んでいます。ここには区民プラザという誰でも気軽に立ち寄れるオープンスペースがあります。このスペースは図書館、地区会館、保健所、区役所支所を結ぶ共通の広場でもあります。
 ここにはサポーターズクラブというボランティアの見守り、案内役の人たちが来館者の案内などをしています。わたしたち緑区東部まちづくりの会の会員もこのサポータークラブの一員となって区民奉仕につとめています。
 中・高生の中間、期末テスト期間などプラザにある机は満員の盛況です。そんな時、サポーターは相席を頼んで回ったりしています。また、三階にある図書館が休館日の時など、本の返却にみえた方を一階の返却口まで案内もしています。
 7月7日の七夕祭りにはプラザに二本の竹を立てて、その枝に親子づれで来館された方々にたくさんの短冊を飾ってもらいました。まだ来館されたことのない方はぜひ一度見学においでください。 (緑区東部まちづくりの会 M・M)
 

このページをシェア