【15.07.04】総会開催。パレードに120名参加―名古屋東部革新懇

 
名古屋東部革新の会(革新懇)は、4日、千種区役所で総会をひらき120人が参加しました。
名古屋大学名誉教授の丹生潔代表世話人が開会あいさつ。自らの戦争体験を語り「絶対に戦争は起こしてはならない。戦争法案を廃案に追い込むため に、より一層、活動を強めていきたい。日本国憲法を守り抜いてノーベル平和賞を受賞できるようにしたい」とあいさつしました。

 日本共産党の本村伸子衆議院議員が国会報告。労働者派遣法の 改悪問題や、国保料引き下げ問題、辺野古の基地建設問題、リニア建設問題、戦争法の問題など多岐にわたって国会での質問のやりとりをリアルに報告 しました。「6月4日から『潮目が変わった』と言われる憲法審査会は、憲法を変える目的でつくられたものだが今や憲法を守る機関に変わってきた」 と報告。参加者に励ましと確信を与えました。
 黒田二郎事務局長の報告と提案の後、行われた討論では、市議会への請願活動についての報告や教科書問題で「正しい歴史を学べる教科書を使っても らうために、意見書提出などがんばりたい」「消費税増税に反対する取り組みを戦争法案反対とセットでがんばりたい」「弁護士会が戦争法案反対とい う一点で立ち上がっている。勝てるたたかいとして、弁護士もがんばっていきたい」「「まわりの名古屋でも300人、400人と青年を集める取り組 みをしていきたい」「日本共産党は、戦争法案反対の大運動をやっている。がんばりたい」「もういっぺん、安保のようなたたかいをやるとは思わな かったが、まわりの人たちは、みんな『やらないかん』と口々に言う。市民千人の共同アピールをどれだけ集めきるか、がんばりたい」「二人の子ども が大学生だが、授業料を無償にしてほしい。子どもの貧困が戦争につながる」「近所を回ると、みんな怒っている。『何をしたらいいか』と話し合い、 手製の横断幕をつくって東山公園から本山まで9人で歩いてきた」と、活発な討論が行われました。

 総会後、参加者は会場から今池商店街まで雨の中を「憲法違反の戦争法案、いますぐ撤回」とコールしながらパレードをおこないました。

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