【16.09.10】戦争法廃止へ 市民、参院選たたかう パート2

DemosKratia 村田峻一

 
 一人区での野 党統一候補の 勝利は 東北・甲信越で目立っており、言わずもがな、沖縄でも現職大臣を下す結果を残している。複数人区を見ても、東日本は与野党引き分けの結果を残している所が多い。
 この結果から見えてくるのは、東日本大震災からの「復興」やTppによる地方産業の壊滅、米軍基地問題など、老若男女問わず降りかかる土着な問題がしっかりと争点化された地域は、すでにアベ政治に騙されなくなっているということだ。有権者が流動的な東京については、独自に発展してきた老舗の平和運動と反新自由主義運動のリンクの成果だろう。
 ただ、これらの地域の中にも国政選挙としては異例なほど与野党候候補が接戦となっているところがある。与党側が次の騙し手を講じてきた時には安心できない。この先私たちがすべきことは、(1)地域ごとの土着な問題を政治争点化すること、(2)野党統一議員が誕生した地域では、議員と市民の連携で「オール○○」体制を磐石にしていくことだろう。

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