【16.10.10】緑平民懇 ニュース10月号より

元自治労委員長 福山真劫氏の講演を聞いて

(緑平民懇10月号
    ニュースより)

 9月17日に開催された革新愛知の会世話人会冒頭に、戦争させない・9条壊すな!総がかり実行委員会(実行委員会と略す)共同代表の福山真劫さんが記念講演を行った。

 講演の冒頭、「私は、みなさんと違う立場で、部落解放運動、原水禁運動、労働運動、脱原発運動など、ことごとく対抗し闘ってきた、誇りも持っている。そうした自分がなぜ共闘に踏み込んだのか」と切り出し、「日本の平和・民主主義、憲法が壊されようとしている。日本が戦争する国になり、崩壊していくかもしれないという危機感から、勝つためにはバラバラではダメで共闘するしかないと決断。こうして実行委員会に結実した。

 これが大きな力となって戦争法反対の2千万署名の取り組みとなった。しかし、組織された労働者がもう一周り二周り頑張ること、参加できていない人々にどう働きかけるかが問われている。  安倍自公政権の最大の狙いは野党共闘潰しだ。希望は野党共闘にあり、野党共闘を引っ張る力は、総がかり・市民連合の中にある。」と力説された。 

 私は、80年代はじめの部分核停条約問題以降、福山氏らの運動と対抗して運動に参加していただけに、実行委員会での共闘が実現していることに深い感動を覚え、国民の闘いはこうではなくては・・・・・と強く感じた。安倍政権の暴走が、黙っていられない多くの市民を作り出し、国民の側の団結をも作り出した。この力に支えられ参院選で野党共闘も前進し、今、総選挙での野党共闘が希望となっている。
 【事務室長 中島信行】

このページをシェア