【12.06.09】浅見裕子さん(日本リアリズム写真集団会員)

 私の手元に日本弁護士会連合会が作成した小冊子「あなたも『秘密保全法』にねらわれるQ&A」があります。今国会での審議は見送られたと聞きますが、1985年にスパイ防止法案が廃案になって以来の事だそうです。
 「なぜ、今また秘密保全法なのか?」の問いに「本当の理由は日米安保保障・防衛協力の強化です。」と答えています。「なるほど、またもや米国の要請か」と合点がいきます。
 ありのままを写真に撮りたいと私は一九九六年から沖縄通いを始めました。動機は、前年9月に起きた3人の米兵による小学生レイプ事件でした。しかし、ある時から「普天間問題」だけに気を取られていると重要な問題から目をそらされてしまう、と思うようになりました。一九九六年は労働法改悪と日米安保再定義の共同宣言がなされた年でもありました。
 ご承知にように着々と法制化は進み二〇〇六年年5月には「米軍(と自衛隊の)再編最終合意」が行われたのです。(  )の中は隠しながら。すでに自衛隊は米軍の指揮下に入っていて国内外で共同演習の実績を積んでいます。
 「秘密保全法」「憲法九条改悪」、いよいよ彼らは総仕上げに入ったのではあるまいか、と私は恐ろしいものを感じています。

*浅見裕子さんは、2006年4号インタビューに登場、「辺野古のたたかいが教えてくれたこと」と語っていただきました。

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