【12.05.13】一宮革新懇 学習会開催 「TPP問題と社会保障と税の一体改革」―医療・介護問題を通して―

一宮革新懇  学習会に23名参加

 
 5月13日「TPP問題と社会保障と税の一体改革」―医療・介護問題を通して―の学習会をリブレ一宮(弁護士事務所)会議室で行いました。
参加者は23名。講師は久保田武さん(愛知民医連事務局長・愛知社保協副議長)。
 
はじめに、社会保障と税の一体改革の内容とねらいについて、次にTPPでどうなる?!日本の医療制度、最後に「社会保障と税の一体改革」も「TPP参加」も阻止しよう!と資料を使って丁寧に話していただきました。

 話し合いでは、消費税を上げられたら今でも大変な生活をどうしたらいいか本当に困ってしまうこと。「入院から在宅へ」と言うけれど、今の介護保険制度で本当に安心して自宅で療養ができるとは思えない。国のこんなに多額の借金を誰がつくったのか。予算がない、だから消費税というのは短絡的ではないか。国としてお金の使い方をもっと考えてほしい。定額減税はやめたのに、株の取引での税は10%の優遇税制のまま。お金持ちには、有利だが、庶民にとっては全くよくない。もっとお金持ちから税を出させることを考えるべきだ。戦後しばらく続いた「応能負担の原則」に、戻るべきだなど言う意見が出されました。
 
社会保障と税の一体改革の内容とねらいをもっともっと周りに人に宣伝をして、消費税を上げるのではなく、「応能負担の原則」でお金持ちや資産家に負担してもらうべきだと共にお金(予算)の使い方を国民の福祉のため使えという世論を大きくしていこう。と話し合いました。(柴田伸治)

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