【16.01.15】宜野湾市長選挙・辺野古支援ツアーに14名参加

 
 全国革新懇の呼びかけに応えて、革新・愛知の会は宜野湾市長選挙の公示日をはさんで(1月15日~17日)、14名でツアーを行った。

(1)沖縄連帯ツアーの目的など――辺野古新基地建設ストップの行動に参加し、アベ政治にとどめを刺すべく宜野湾市長選挙に少しでも応援することを目的をした。
 参加者は最高齢が92歳の男性、革新懇が活動中断している尾張旭市から4名、三組の夫婦も。

(2)辺野古の団結小屋、キャンプシュワブへ――海上基地建設阻止・座り込みは4289日を迎えていた。団結小屋では「サンゴが育ちジュゴンの遊泳する」大浦湾を見ながら現地の人の説明を聞いた。新基地建設の資材搬入口の座り込み参加。入り口の左右には機動隊の大型車両がすえつけられていた。最高齢の鈴木さんが「戦後における沖縄への思い」を述べ「この機会を逃すと沖縄には来られない」と語った。座り込みの中の人に感動がひろがった。沖縄キリスト教大学の学生も驚いていた。
 現地で聞いた情報を二つ◎海兵隊は中国のミサイルの射程に入っているのでグアムに移動している◎翁長知事らのアメリカ訪問で真実を知ったいくつかの都市で新基地を建設してはならないとの決議が挙がった。

(3)宜野湾市長選応援へ――一日目夕方、コンベンションホールでの総決起集会へ。二日目は地図・資材を与えられて住民との対話に。三日目、告示日。出発式に参加の後、風雨の中、ビラ配り。
 個別訪問ではドアを開いた人とはまじめな会話が成り立ち、市民の関心の高さが感じ取られた。ハンドマイク・のぼり旗の宣伝に対しても手を振る人が多く、「遠くから、ご苦労さん!」との声も。

(4)オキナワとの連帯――小林武沖縄大学客員教授は泡盛を差し入れ、仲里利信衆議院議員夫婦は私たちと昼食を共に。
 交流で学んだことをまとめる。(1)戦前・戦中・戦後(米軍統治)、現在まで沖縄に負担を課したことにヤマトの闘いが求められる (2)オール沖縄の実相に触れる。翁長知事が統一連(県労連・革新懇など)の事務所に初めて激励に訪れる。仲里議員が統一連の出発式で決意表明。元自民党の中心メンバーとの連帯が進んでいる (3)イデオロギーよりアイデンティティーを。沖縄固有の言葉・文化・歴史・産業・立地条件を生かして、自己決定権を行使する。ヤマトとアジアの中継地に。
 沖縄ツアーは今後も各地で予定されている。
     
【参加者の感想】 (一部抜粋)

●翁長知事や赤嶺衆議院議員にも会え、仲里衆議院議員とは交流もできてよかった。92歳の鈴木さんのパワーはすごい。
●テント村の大看板に「勝つまであきらめないこと 知事と共にガンバロウ!」が印象に残ったツアーでした。
●こんなに大勢が集まる出発式は初めて。基地をなくせで一致するオール沖縄の思いが強いことを知る。見ると聞くとは大違い!
●オール沖縄の闘いは沖縄だけの闘いではない。オールジャパンの見本となる闘い。思想や政党のしがらみを超えてオール沖縄のように与党に向かっていく事が沖縄や日本の進む道。これからも仲間を増やし活動に邁進していきたい。

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