【07.09.05】平民の暮らし

代表世話人 村上 俊雄

参院選の結果を北イタリアの山村で「見た」。スイスから雪原を歩いて国境を越えイタリアに入った。その夕方、喫茶店のテラスでケータイからインターネットに接続して安倍政権の敗北を文字と数字で知った。

 小泉以来の「構造改革」路線で痛みつけられている過疎地の人々、労働力の流動化政策でつくられた非正規・派遣などで追い詰められた若い層が一斉にNO!を突きつけた

野党が過半数を占めたので悪法の強行は出来なくなった。乱暴な強行採決を改憲手続き法でも行ったため民主党は安倍政権による改憲の動きに乗れなくなった

臨時国会で民主党の対応力が厳しく問われる。対応を誤れば総選挙で支持を失う。当面、テロ特措法の延長が焦点。延長反対が世論調査でも過半数!革新懇としても延長反対の世論を盛り上げること、ポスト冷戦の下、アジアの平和・繁栄をどうつくるかへの提言、その上で米軍のアフガン攻撃を批判することが重要となっている。

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