【09.09.08】青年ネット 会員からの投稿 9月10日午後1時15分より原爆症認定集団訴訟の名古屋高裁の第10回弁論 

多くの支援のかたの参加をお願いします。

T N(法律事務所 事務局員)と申します。
私は,被爆者支援ネットの事務局を担当しています。

9月10日木曜日に原爆症認定集団訴訟の弁論が行われます。
平日の昼間なので,なかなか条件があう方はいないと思いますが,重要な裁判と集会になりますので,ぜひ、ご参加ください。

原爆症認定集団訴訟の名古屋高裁の第10回弁論が下記のとおり行われます。

日時 9月10日(木)
場所 名古屋高等裁判所大法廷
内容 13:15-13:25 事前集会(裁判所西側歩道)
13:30-14:00 第10回弁論(結審)
14:20-15:20 報告集会 桜華会館

8月6日に麻生元総理との間で「原爆症認定集団訴訟の終結に関する基本方針に係わる確認書」が取り交わされ,集団訴訟は終結に向かっていますが,課題は山積しています。全員救済を勝ち取ることはできましたが,議員立法による救済の中身は,新政権の元での国会における議論になっています。また,7000名以上の認定申請の滞留をどうするのか。被爆者の問題は原爆症認定申請にとどまりません。高齢化した被爆者をどうささえ,被爆の実相を受け継いでいくのかなど多岐にわたっています。

今回の裁判では,裁判所の都合(訴訟指揮)により,結審となります。しかし,判決言い渡しの期日は指定されません。今後の議員立法等の行方をみながらの判断となります。
法廷では,森,中村両原告が意見陳述を行い,樽井弁護士もまとめの意見陳述を行います。

法廷終了後の報告集会では,確認書を取り交わしに至った経緯を樽井弁護士が説明し,被爆者支援,核兵器廃絶に向けての私たちの今後の運動について,議論します。
多くの支援の方の参加をお願いします。

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