【11.01.05】オール名鉄革新懇ニュースNo.136を発行

新年あけましておめでとうございます。「オール名鉄革新懇話会」は1999年2月に結成されて12年目の年を迎えます。今年は2月6日投票の愛知県知事選、名古屋市長選をはじめとしたいっせい地方選挙の年です。会の目的である「名鉄の職場と日本社会の現状を変革したい」を、新たな前進の年にするためがんばろうではありませんか。
 第13回総会には、講師に沖縄出身で、文化活動を通じて沖縄のことを訴え続けておられる具志堅邦子氏を迎えて開催します。宿泊でも、日帰りでも一人でも多くのかたが参加されることを願っています。

第13回総会を開催します―講師に具志堅邦子氏を迎えて

期 日:2011年2月13日(日)~14日(月)
ところ:桑谷山荘(くわがいさんそう)岡崎市山綱町字扇子山284 
    TEL:0564-48-2855
集 合:桑谷山荘14時00分
交 通:本宿駅から送迎バス 13時40分
   (上り)名鉄名古屋12:43発豊橋行き急行→東岡崎13:22→本宿13:32着
   (下り)豊橋13:23発急行→本宿13:38着
参加費:(年会費含む)
    泊=11,000円 日帰り・宴会費込み=7,000円 日帰り=2,000円

河村名古屋市長の「議会改革」議員定数を半減に

 河村市長は11月市議会に「市民税10%減税」「地域委員会」「議会改革」をセットにした「市政改革ナゴヤ基本条例」案を提出しました。そして、市長らは、市議会がこの条例案に賛成しなければ議会解散のリコール署名をおこすと表明しました。紆余曲折を経て「10%減税」と「地域委員会」設置は可決(減税の継続は否決)されましたが、同条例案は継続審議となり、市長の最大のねらいである議員定数の半減を中心とする「議会改革」は、2月市議会に持ち越されました。
河村市長は「署名の一次審査で必要数に届かなかった責任をとる」として辞職・再出馬を表明し、議会解散のリコール署名成立後も辞意に変わりがないようです。その結果、名古屋市長選、愛知県知事選、議会解散請求を問う住民投票が2月26日にトリプル投票になる公算が大です。
河村市長によるこうした動きには、どうしても納得いきません。

・二元代表制が踏みにじられている。
 憲法93条で「地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その公共団体の住民が、直接これを選挙する」とあり、市議会と市長は対等平等です。したがって、市長提案を議会が否決したらそれに従うのは当然の道筋ではないでしょうか。
・河村市長が議会解散運動をおこした目的は、「議会との対立」を口実に議会を解散させ、出直し市議選で河村新党「減税日本」が議会の過半数を獲得し、市長の独裁的な政治体制をつくることにある。
 このように見る必要があるのではないでしょうか。定数半減もあきらめてはいません。民主政治を破壊するものです。油断はできません。
・生活保護受給世帯数や国保滞納世帯は過去最高。特別養護老人ホーム5500人余。保育所入所待機児童600人。医療では中村区の城西病院の市営廃止・民営化、緑市民病院の管理に民間法人を入れる。市民税10%減税の一方で福祉の後退が進んでいます。市債を発行して借金も増えます。
 

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