【16.11.19】東部革新懇 総会アピール

総会アピール
 私たちは、革新懇の3つの共同目標
(1)日本の経済を国民本位に転換し、暮らしが豊かになる日本をめざす。
(2)日本国憲法を生かし、自由と人権、民主主義が発展する日本をめざす。
(3)日米安保条約をなくし、非核・非同盟・中立の平和な日本をめざす。
 をかかげ、様々な運動を行っています。

7月の参議院選挙では、戦争法廃止、立憲主義の回復、個人の尊厳をかかげる国民の世論と運動の高まりを土台に、国政選挙で初めての野党共闘が行われ、市民と野党の共闘による統一候補が32のすべての1人区で実現し、歴史的な成果を勝ち取ることができました。その成果の大きさは、前回の参院選挙で2勝しかできなかった1人区で11勝したことでも明らかです。
新潟知事選に象徴されるように「市民と野党共闘」は大きな流れとなっています。野党党首会談で、これまでの4党首合意を確認し、総選挙でも「できる限りの協力」をしていくことが確認されました。
この方向で政治は変えられるという確信が広がっています

安倍自公政権とその補完勢力は、TPPのごり押し、沖縄新基地建設、自衛隊PKO部隊の駆けつけ警護任務付与、原発再稼働、社会保障の大改悪、また核兵器禁止条約締結交渉開始決議案に反対するなど暴走を重ねています。どこを向いて政治を行っているのでしょうか。世界の流れ、日本としての動き、国民の生活を考えているとは思えません。解散風が吹き始めたとの見方も出てきており、安倍政権から野党連合政権へと変えるチャンスととらえ、闘いを進めましょう。

来年4月には名古屋市長選挙が行われます。リニア建設前提の大型開発、名古屋城木造天守閣など優先で、市民の暮らしは後回しです。
暮らしや福祉にかかわる公的責任を投げ出し民営化推進の河村市政から、市民の暮らし優先・福祉充実の市政に転換する闘いへの運動を草の根から広げ強めていかなければなりません。

 全国各地で革新懇と賛同団体は従来の枠を乗り越え、多くの市民や野党と手をたずさえて奮闘しその信頼関係を豊かに発展させてきました。この市民と野党の共闘の発展こそ、未来を切り拓く展望があると確信します。
 みなさん、紆余曲折はあるでしょうが、粘り強い闘いをひろげましょう。

              2016年11月19日    
名古屋東部革新の会2016年総会

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