【19.09.10】あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」の再開を

9月13日 革新・愛知の会シンポジウム開催へ

 
 あいちトリエンナーレで「平和の少女像」など展示した「表現の不自由展・その後」の中止を河村たかし名古屋市長や松井一郎大阪市長が求め、会場内外への卑劣な脅迫が相次ぎ、開催からたった3日で展示が中止されました。

 河村市長の発言は憲法に保障されている表現の自由への攻撃であり、検閲です。民主主義社会の根幹である表現の自由が保障されるべき芸術作品が、卑劣な脅迫により安全を理由に中止となったことに多くの市民が立ち上がっています。同展は、これまでにも圧力で展示を拒否されてきた作品です。中止決定の翌4日に会場前で横断幕やプラカード、「小さな少女像」を掲げ抗議行動を行い、「再開を求める県民の会」が結成されました。8月7日に名古屋市長への抗議と謝罪要求、愛知県知事宛に再開を求める要望書を提出しました。

 革新・愛知の会も8月10日に大村知事と河村市長へ申し入れをしました。

 トリエンナーレ参加アーティストの抗議のアピール、全国や県下の団体も再開をもとめて声明や抗議のアピールをあげています。
「県民の会」は連日スタンディングを行い、革新・北区の会や西区でも抗議と再開を求めて街頭宣伝がおこなわれました。

 9月13日には、革新懇として緊急シンポジウム「『表現の不自由展・その後』と歴史の真実~日本『慰安婦』など歴史の真実に向き合い、未来の教訓に~」を愛知芸術文化センターで開催します。
 「県民の会」は、9月9日に大村実行委員長あてに申し入れをし、9月22日午後からは「今すぐみたぁい!『表現の不自由展・その後』の再開をもとめる全国集会inなごや』を開催します。

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