3月9日 集いを開催
瑞穂区革新懇では、昨年12月会結成以来最初の企画として「子どものしあわせを考える集い」を開催しました。3月9日の夜、会場であるたんぽぽ保育園2階ホールに集まったのは、若いお母さん、保育士さん、かつて保育を経験された方など10数名でありましたが、和気あいあいの楽しい雰囲気で階がすすめられまいた。
最初に愛知保育団体連絡協議会長・もと保育園園長の水谷瑛子さんから今の子どもをめぐる状況について語っていただき、そのあと様々な角度からの発言がありました。保育士さんからは親のお迎え時間がだんだん遅くなっている現実がリアルに報告され、労働相談に携わっている方からは、息子夫婦の帰りが遅く孫が心配という祖父母からの相談があるという現実など、親の労働状態の改善なくしては子どものしあわせはありえないとの発言が相次ぎました。
「子どもは社会的な財産といいながらこの方向で政治が動いていないのではないか」「いまこそ子どもも大人も人間らしい生活をめざしたい」というのが結論のように思いました。参加者が少なかったこともあって全員が発言できたことが良かったように思います。
次回には、国の政治を変えて豊かに暮らせる社会をつくりあげるために、この障害となっている貧困と格差の現実を知ろうということから、税金・暮らしの問題を取り上げようということになりました。(尾鍋 昭彦)