情勢懇談から
地方選選挙が取り組まれている。貧困と格差の拡大の中で、どうしても政治を変えてほしいとの願い、要求が強まっていることが確認された。
大企業は、史上空前の利益を上げながら、賃上げは進まず、国会では労働法制の改悪がめざされてる。働く者の権利よりも雇う側の都合がさらに優先されようとしている。働き方を改めない限り貧困と格差は是正されないことも明らかになった。
アメリカがイラク戦争で内外から批判を浴びブッシュ政権が強行な路線にさらに深入りする中で、アジアとりわけ韓国、マレーシアで反核運動が大きく強められつつあることが出された。同時に安倍政権は、支持率の低下に直面し、タカ派回帰によって自民党をまとめ参院選挙で勝利しようとしているとも分析された。衆議院での予算案強行へ、改憲手続き法案についても公聴会での批判をものともせず、一挙に成立をはかろうとしている。
改憲の地ならしさえ出来れば、政権がつぶれてもいいとの覚悟(強硬路線を取らないと政権の求心力が保てない状況)にある。
今後の取り組み
改憲手続き法案の学習会が春日井、岡崎、平和委員会で行われ、街頭署名でも乱暴な欠陥だらけの手続き法案を許してはならないと訴えられている。
(1)オール名鉄革新懇では《この憲法とともに生きてきた世代から将来の世代へ》やれるだけのことをやろうと手続き法案を許さない署名が取り組まれている。
(2)改憲手続き法案阻止!名古屋集会(4/10 中区 栄公園)
(3)犬山市教育委員会の「全国学力テスト不参加」を孤立させてはならないと熱を帯びた討論になった。犬山革新懇とも連携して地元での取り組みを強めるていく。同時に小・中学校への全国学力テストの問題点を明らかにしながら、申し入れ活動をすることの重要性も訴えられた。
(4)講演と討論のつどい《働くルールの確立で豊かな暮らしを――貧困と格差の打開をめざして》
5月27日(日)労働会館東館ホールでの開催を決めた。