安倍政権の歴史的敗北―参院選の結果と今後の方向を論議
情勢懇談から
参院選の結果について、「おごれるものはひさしからずとの言葉があるが、自公の政治に国民の怒りの審判がくだった。」「弱肉強食の『構造改革』路線の破綻、改憲押し付けノーの審判だ。」「民主党の勝利というよりも政権党による悪政への批判があふれ出した結果」など新しい政治の芽が生まれていることが討論された。新しい情勢のもとでの「革新懇運動」の役割の一層の重要性を確認した。
今後にかかわって、改憲の動きは一定ブレーキがかかった。テロ特措法延長に民主党がどう対応してくるのか、延長反対の国民世論を大きく盛りあげることが重要。
中部ブロック代表者会議(8/24)報告
11月に開催される全国革新懇交流集会に向け、9県の代表による会議が金沢であった。
発言を紹介する。
(1)参院選の結果を受けて「民主連合政府の入り口の入り口に来ている」
(2)「九条の会のおもしろさと同時に九条の会では出来ない活動がある」→革新懇の重要さ→石 川県では革新 懇を3倍にする。
(3)臨時国会での論戦が始まる。状況によっては、総選挙が早まること、など。
今後の取り組み
(1)地域・職場・青年革新懇全国交流集会(11/17~18)金沢市)――各地域・職場から積極的な参加を!愛知からはバスをチャーターする。車中での交流会も予定。
(2)革新懇の再開・結成をめざす
県革新懇の組織強化・拡大検討委員会(8/20)開催。「平和と民主主義・生活向上をめざす大 府の会」の結成総会を9月30日に行う。革新・名古屋北の会は、10月中旬に「革新懇とは―無党派の人々とともに政治革新をめざして」(仮称)の学習会、来年1月25日には総会を開催予定。名古屋東部革新懇の世話人総会(再開会議)を9月29日に予定。青年ネットも事務局態 勢をととのえて、交流集会に参加をする。9月13日にスタッフ会議を行う。
(3)テロ特措法の延長を許さない闘い――11月1日に期限切れを迎える特別措置法への取り組み
◎署名に取り組む。9月県議会に「延長反対の意見書」、「航空自衛隊のイラクからの撤退を求める意見書」の採択をせまる。
◎学習と宣伝活動を行い、県内世論を高める、など。