【07.09.02】一宮革新懇 8月例会

第1回 学習会 「これならできる市町村財政分析」

 第8回総会で「今年度の重点として、住みよい街づくりという視点から一宮市の財政分析を行い」ことを確認しました。
この確認に基づいて第1回の学習会を8月5日民主センターで行いました。

はじめに、講師の中川博一さんから一宮市の財政分析をきちんとするためにはまず基礎的な学習が必要です。その場合に最も適当な書籍として「これならできる市町村財政分析」(大和田一紘著「自治体研究所発行」)があります。まずその学習をして、財政分析をすることはどういうことかを理解することが大切です。その学習をしてから我が一宮市の財政分析をじっくりとしましょう。そうすれば問題点もはっきりと浮かび上がってきます。

こういう提起でテキストのはじめにと第1章 決算カードを手に入れましょう 
の読み合わせを行いました。

 「決算カード」とは 1枚のペーパーに以下のことが記入されています。

1.人口(国勢調査、住民基本台帳)
2.面積 
3.団体名 
4.市町村類型 
5.市町村住民税の状況 
6.指定団体等の状況 
7.収支状況 
8.職員・首長・議員等の待遇 
9.一部事務組合加入の状況 
10.基本的財政指標 
11.歳入の状況 
12.性質別歳出の状況 
13.目的別の歳出の状況 
14.公営企業等への繰り出し等 
15.国民健康保険事業会計の状況 
16.主な大規模事業 
17.市町村税と国保税の徴収率

この項目を見ればおわかりいただけると思います。
その市の財政状況がどんな状況かということがわかるのです。この「決算カード」をどう見ていくのかをこれから具体的にこのテキストに紹介されている自治体と一宮市・旧尾西市・旧木曽川町の財政を比べながら学習をしていくことになります。

講師の中川さんは一宮市・旧尾西市・旧木曽川町の過去20年分の「決算カード」を手に入れてみえます。この20年間の財政の動きを調べて、これからの方向性を見つけていこうと話されて、第1回の学習会を終わりました。

加入を訴えようと世話人会で話し合い

第1回世話人会での話し合い

世情についての懇談では、7月に行われた参議院選挙での自公政権の大敗と民主党の大躍進のことが話題となりました。

「たしかな野党」「ストップ貧困」「守ろう9条」というスローガンは、民主党の「生活第1」「格差是正」と比べると国民にとってわかりやすかったのか。若い人を引きつけるキャッチフレーズも必要ではないかなどが話題となった。時間がなく十分話し合われたとはいえなかった。

次の団体加入の訴えは、一宮年金をよくする会、日本共産党一宮市委員会、健友会労組、市婦人一宮支部、一宮地区労連の団体へ申し入れをしたことが報告されました。
個人会員へ入会を訴えることも合わせて確認されました。

 まわりの人に声をかけ会員になってもらいましょう。

9月9日(日)9時9分「9条守れ」全国一斉行動の提起に応えて、一宮駅前で宣伝署名行動を行います。是非ご参加下さい。

ご案内 2回革新懇月例会 10月14日(日)午後2時から、民主センターにて

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