情勢討論
成瀬昇代表世話人より10月24日に開かれた全国革新懇代表世話人会の内容について、報告された。
(1)民意をゆがめる小選挙区制度、憲法じゅうりんの政党助成金制度などの問題点、(2)政治的立場の違いを超えて様々な人たちから弊害が指摘されていること、(3)現行の選挙制度の民主的改革へ、国民的運動を展開していくこと等。
討論では、後期高齢者医療制度への怒りが広がっていること。運動によって、中学校卒業までの医療費の無料化が県下の自治体で広がっていることなど、参議院選挙後の情勢の変化など、国民の声によって政治を動かす状況が広がっていることが報告された。
一方で業者に数年分の莫大な消費税分の取り立てが強まっている。道州制をにらんで、自治体が市民の立場に立つのではなく収奪する方向がすすめられている、守山市民病院の産婦人科廃止反対の運動なども紹介された。
今後の取り組み
(1)テロ特措法、新法も許さず、憲法を守る本格的な憲法署名過半数達成の取り組み。
(2)連続憲法講座2007への積極的参加を――11月24日(土)市民立法の可能性―障害者差別をなくすための千葉県条例(野沢和弘氏)
(3)消費税増税反対、医療、暮らし、教育を守るたたかい。
(4)地域・職場革新懇・青年革新懇の結成、拡大、強化をすすめる。10月22日開催の組織拡大強化委員会からの報告がされた。大府革新懇の結成につづき、トヨタ系職場横断型革新懇準備会が発足、今後、弥富市、尾張旭市、東海市での結成をすすめる。休会中の東部革新懇、革新・北の会などが活動を再開した。小牧市、豊橋市、港・天白・西区などでも再開をはかる。
(5)地域・職場革新懇全国交流集会(11/17.18、金沢)に全ての革新懇、準備会、若い世代が参加しよう。愛知は55名の目標、バスで参加。青年ネットも5名目標で取り組んでいる。
(6)第28回総会 12月8日(土)13:30~17:00
労働会館東館ホール
総会終了後の懇親会参加を呼びかける。