情勢討議では、全国革新懇8府県会議(2/14)東海ブロック代表者会議(2/18)の報告、成瀬、小林代表世話人から全国革新懇の報告があった。
1)働くルールづくりを
多くの人々の要求の根底に働く者の権利の確立をとの思いがあることがはっきりした。共産党志位委員長の派遣労働をめぐる国会質問には、インターネット上で四千人をこえる人の書き込みがあった。トヨタ総行動でも近年にない盛り上がりが見られた(大気汚染を許さぬ闘いの勝利、内野過労死裁判で認定を取った)。最低賃金制、派遣法を変えさせる事が重要だ。不採用されて21年を超えた国鉄闘争でも、法的権利の侵害を東京地裁が認めた。
2)後期高齢者医療を中止させ、医療・福祉を前進させることが、緊急の課題になっている。緑平民懇、瑞穂区革新懇などでの取り組みに見るようにこのテーマは多くの人々の関心と参加をもたらし、「知らせれば知らせるほど怒りが大きくなる」と語られた。「凍結」という言葉だけが踊っているが、内容が不明で、患者の負担増、医療費の抑制だけが透けて見えるなどの発言討があった。
3)日本でのアメリカ大統領選挙の加熱報道や女子生徒暴行事件、判決を無視して日教組に会場提供をことわったプリンスホテルは日本社会の危険な顔を示しているなどの指摘があった。
今後の取り組みについて
○政府、防衛省へ緊急抗議電を打つ──米兵による女子中学生暴行事件、海上自衛隊イージス艦「あたご」による漁船衝突事件について。
○「6.3講演と音楽の夕べ」(全国革新懇との共催)について──6.3成功をめざす推進委員会をつくる(責任者は、羽根・愛労連議長)。
成功をめざして、3月15日(土)に「臨時世話人会」を開催すること。意義・取り組みへの問題提起を論議し、確認した。
○暮らし・憲法を守る運動
3・16春の大集会(11時~13時・久屋広場)
イラク戦争反対・自衛隊撤退を求める3・20県民集会(11時~12時30分若宮広場)を行う。
学習会(自衛隊派兵恒久法・講師 愛敬浩二・名古屋大学大学院法学研究科教授、3/13 6時30分~栄・名古屋市教育館)開催の成功のために取り組む。
◆ 次回代表世話人会は3月12日(水)に開催。◆