【09.03.08】春日井革新懇 ニュース3月号 188号発行

尾張中部地区労連・春闘学習決起集会を開催

 
「すざましい派遣切りの中で労働組合づくり」

全日本金属情報機器労組〔JMIU〕愛知支部副委員長 大平氏報告。

2月6日、尾張中部地区労連は、「春闘学習決起集会」をレディヤンかすがいで開きました。

「すざましい派遣切りの中で労働組合づくり」のテーマでJMIU愛知支部副委員長の大平氏は、「派遣労働者切り」「非正規労働者切り」の実態を明らかにしました。このような中でJMIU愛知支部には昨年8月頃から相談者が急増ししており、年末までの組合加入希望者は、4カ月で300人を超えました。

 JMIU愛知支部は、大企業製造業で壊れた蛇口のように連日「派遣切り」が続いている中、これ以上の派遣切りを許さないことと、昨秋から路頭に投げ出されるように「雇い止めや「解雇」された労働者に、「大企業の社会的責任」を自覚して救済を求める要求書を提出し、団体交渉を申し入れています。
 今こそ労働組合の出番と活動を強めているJMIUの経験を参加者は学びました。

憲法改悪の危険な動きを学んで見抜こう 憲法改悪反対愛知共同センターが学習会ひらく

 
憲法改悪反対愛知共同センターは、2月8日、愛知民主会館で「憲法学習会」を開催し、憲法署名にとりくむ地域・団体のメンバーをはじめ弁護士や大学生など60人が参加しました。この会は、安倍元首相などの退陣で改憲の動きが見えづらくなっている中、「憲法改悪の危険な動きを大いに学んで見抜こう」と開かれたものです。

 最初に、愛敬浩二名古屋大学法学部教授が「現在の改憲動向と私たちの課題」と題して
講演。

教育基本法改悪や海外派兵体制の整備など一連の策動が「解釈改憲を超える改憲実態にあたる」と指摘。国連決議があれば海外での武力行使が憲法上可能とする民主党の役割にもふれながら、明文改憲に向けて改憲勢力の危険な動きに言及されました。海賊対策を口実にソマリア沖への海上自衛隊派兵は、「自国の権益を理由とした海外派兵の正当化を図ろうとしている」と述べ、自衛隊法82条の解釈を大幅に拡大し、地理的に無限定の派兵を推進する危険性を指摘されました。

全国革新懇代表世話人の成瀬昇氏が、
九条の会と民主団体は護憲の「車の両輪」と発言

また、全国革新懇代表世話人の成瀬昇氏が九条の会と革新懇の固有の役割-改憲反対運動の着実な発展について特別発言を行い、”九条を守る”一点で手をつなぐ九条の会の役割にふれ、「自公民支持者や青年層にもウイングをひろげよう」と呼びかけました。革新懇などの民主団体に対しても、九条の会とともに憲法改悪反対運動の「車の両輪」であるとして一層の奮闘を求めました。

 憲法改悪反対愛知共同センターの福田事務局長は、来年5月の国民投票法の施行準備に47億円の予算が組まれるなど、改憲に向けたとりくみが着々と進められている中、「憲法改悪反対の県民過半数署名を進める共同センターの役割を発揮して、憲法を守り活かす運動を繰り広げよう」と呼びかけました。

 参加者からは、「改憲派のねらいが良く分かった。署名宣伝に力を入れたい」「九条の会賛同者を”思想・信条・立場の違いを超えて、できるだけ広く集めるのが基本”
と呼びかけた九氏九条の会アッピールの意義が良く分かった」などの感想が聞かれました。〔平和憲法を守る、過半数署名をめざす 署名推進ニュース、NO.74〕より転載。

                         
  

春日井憲法連絡会 2月・9の日署名宣伝行動、春日井駅前で

2月9日春日井駅前で、春日井憲法連絡会は、2月・9の日署名宣伝行動を行いました。

春日井革新懇、新日本婦人の会、日本共産党、春日井平和委員会、国民救援会の5団体ら8人が参加し、道行く人々にハンドマイクで宣伝し、署名を訴えました。

署名は36人から寄せられました。

春日井法律事務所友の会「派遣切りの実態と貧困」で法律講座

2月13日、春日井法律事務所友の会の主催で、東海労働弁護団の樽井直樹弁護士による法律講座「『派遣切り』の実態と貧困」が行われた。

樽井氏はまず、非正規労働者がさまざまな点で弱い立場にあることを述べられ、続いて、直接雇用・常用雇用という戦後労働法制の基本原則が財界の労働政策の転換と政府の規制緩和とによって崩されてきた経過を説明された。そして、緊急支援、企業の責任追及、政策の見直しの三つがいま求められているとし、政策を見直す視座として憲法的労働観・・国家による生存権・労働権・労働基本権の保証・・が必要であると締めくくられた。

 私とては、労働問題を考えるうえでも憲法を基本に考えることが大切だとい指摘が印象深く心に残った。 〔加藤博一常任世話人〕

自衛隊小牧基地強化反対、県民本位の県営名古屋空港を求める会3/4~3/5 自衛隊機飛行調査活動を行う

 県営名古屋空港周辺の住民・団体で活動している「自衛隊小牧基地強化反対、県民本位の県営名古屋空港を求める会」は、3月4日5日の両日、豊山町の神明公園で「自衛隊機飛行調査活動」を行いました。
 
航空自衛隊小牧基地所属のC130輸送機が、危険な2機同時離陸を相変わらず行いました。

三菱重工小牧南工場で陸上自衛隊のUH60ヘリコプターの先端部分に給油管を装備改良したものが、テスト飛行を繰り返していることも明らかになりました。自衛隊の装備強化の一つであることは明白です。

これからの「憲法改悪反対」スーパー前 署名行動

毎週金曜日 15.30~16.30

・3月13日  カーマ東野店前
・3月20日  あかのれん前
・3月27日  ナフコ六軒屋店前

 
4月より 16.00~17.00 に変更

・4月3日  バロー東神明店前
・4月10日  ナフコ石尾台店前
・4月17日  ユーストア気噴店前
・4月24日  清水屋春日井店前

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