イメージや口先のうまさではなく、政策の中身で市民に選びたい
愛労連青年協のMです。
10日の公開討論会は3者の主張がたっぷり聞けておもしろかったです!
その後の交流会も、人によって感じ方は全然違うんだなぁ…と参考になりましたo(^-^)o
公開討論会の感想としては、
H氏は官僚出身だけあって、やはり考え方が保守的。「筋肉質の市役所に」「つながり力」とか、聞こえのいい言葉を繰り返していましたが、政策の具体性がなく、言葉に重みがない感じでした。
K氏は口先がうまいので注意して聞かないと、「何かやってくれそう感」に騙されてしまうと思いました。
でも、「10%減税」を繰り返していたけれど、本当に困っている市民税非課税世帯には何の恩恵もなく、結局は、高所得者層や大企業向けの政策だということを、もっと知らせなければいけないと思いました。
O氏は、一貫して、大企業やゼネコンばかりがもうかる本丸御殿復元や徳山ダムなどの大型事業は凍結・見直しをして、その財源で、福祉・医療・教育に力を入れると訴え、政策に一番具体性がありました。
70歳以上と中学卒業までの医療費の無料化、30人学級実現、2000人の雇用確保を約束し、「名古屋は東京や大阪に張り合う必要はない。福祉が充実し、安心して暮らせる名古屋にしよう」という訴えは胸を打つものがありました。
「本丸御殿も陽子ガン治療施設も受注は東京に本社がある会社!名古屋の会社じゃない。東京の大企業が全部お金もってくだけ!ほんとだよ!これは米屋の意見なんだ!」という熱い訴えに、会場の反応も良かったです。
また、○×式の質問では
公立保育園の民営化には、H氏・K氏ともに賛成をあげており、反対し保育園を増やすことを明言しているO氏との違いが明確になっていました。
口では聞こえのいいことを言っていても、結局中身は大企業に目が向いているH氏とK氏と、本当に庶民の目線で福祉を重視してくれるO氏。
これまで大型ビル建設や万博などにばかり税金を投入し福祉をどんどん後退させてきた名古屋を変えられるのは、誰なのか・・・イメージや口先のうまさではなく、政策の中身で市民のみなさんに選んでほしいと感じました。