95名が参加
総選挙の前日にもかかわらず95名が参加。
核廃絶を唱えるオバマ大統領がアフガンでは軍の増派をしているのはなぜか、日本はなにをすればいいのかなどの問いが参加をうながした。
革新・愛知の会加藤事務室次長が司会。
藤本博南山大学教授は次の点を訴えた。
(1)イラクと違って新戦略は「軍事を含むアメリカのパワーのすべてを動員」する
(2)麻薬取引によるタリバンの資金源を絶つ。
(3)米兵の死者が増加、財政、負担増もあり、「オバマの戦争」へ支持は低下。
(4)日本は、9条を持つ国として平和構築に力を尽くす(「政治・軍事以上にパンと水」確保をめざすペシャワールの実践がすでに先行している)。
よく練られたレジュメ、最新のデーター・図表を用意され、パソコンから映像をスクリーンに再現された。
具体的でポイントのつかめる講演であった。
「オバマの核廃絶はまゆつばではないか」との質問には「オバマの政策が実現するよう、運動を強めることが必要だ」とこたえられた。
アメリカの世界戦略をつかみ、日本がアメリカにどう対応するかを考える上で多くの示唆を得た。
(連続憲法講座事務局、革新・愛知の会事務室長) 村上 俊雄