【10.05.26】青年ネット会員より投稿

2月に台湾に社員旅行

Kです。続けて投稿します。

今どき社員旅行がある会社というのは珍しいかもしれません。大変ありがたいことに、2月末、台湾に行ってきました。

面白いというか、強く印象に残る体験をしたので、それを伝えたくて投稿します。

1)後輩と2人で「2・28紀念館」というところに行きました。
1945年終戦ののち、中国大陸で国共内戦があり、国民党側の軍人などが台湾に流れてきたのですが、1947年2月28日に事件が起こりました。詳しくは書けませんが、もともと台湾に住んでいた人たちに対して、外から来た軍人が発砲し、その後ずっと悲劇が続いた、というものです。こんなひどい話があったなんて知りませんでした(ぜひ調べてみてください)。

記念館の館長さんでしょうか、ずいぶんとお歳を召した方が熱心に解説をしてくれたのですが、その方は、生まれた時は「日本人」で、日本の教育を受け、15歳で終戦を迎えたそうです。

その方は、かつての、そして今も含めた中国について口汚くののしっていました。抑圧された側の人として、そう言わなければやっていられない気持ちがあるのだと思いますが、今も含めて全部を否定する口調には疑問を感じました。

驚いたのは、私たちが帰ろうとしたらいったん奥に引っ込んで行き、何やら紙を持って戻ってきたのですが、それはなんと、ラミネート加工された「教育勅語」(A5サイズくらい)だったのです。「かつての日本の教育はすばらしい、明治天皇は素晴らしい人だ」と。

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