6月11日(土)青年ネットAICHIは震災ボランティア報告と原発問題学習会を開きました。
愛労連の筬島直人さんのボランティア報告と大野宙光さん(愛知県原発センター専門委員)の原発学習会の2部構成。
ボランティア報告では、現地の方が撮影した津波の瞬間の映像やボランティア先での様子に加え、筬島さんが独自で編集した東北へのメッセージビデオも紹介されました。津波の映像や、瓦礫の残る町並みなどが生々しく「復興」のためになにが必要か考えさせられました。
原発学習会では、映像やパワーポインターを駆使して、福島原発で起きていること、放射能の影響、自然エネルギーへの転換の可能性などわかりやすく解説してくださいました。後半のフリートークでは「東電には原発保険があると聞いたがどういうことか」「この先フクシマはどうなるのか」「なぜこんなにまで原発開発にこだわるのか」などの質問がだされ、日米原子力協定にも触れてディスカッションをしました。
感想には「大野さんの話がわかりやすかった。対米従属がすべての問題の根底に存在していることが明らかになったのはよかった。」
「いままで知らないことがたくさんあってびっくりした。これから学園に帰ってがんばりたい」など、前向きな感想が寄せられました。
参加は講師を含め15人と少なめでしたが、青年ネットの企画に初めて参加した青年もいて、新しい会員も1名増えました。