【12.06.05】全国革新懇総会に参加して 春日井革新懇224号発行

財界中心、アメリカいいなりの政治変える共同広がる

参加は230人
 全国の総会からいろいろ学ぼうと、活動経験も無いのに参加させていただきました。5時間を越す長い時間の発言を再生するのは大変なので、私の感想をお話させていただきます。
 午前は、次第にあるとおり、それぞれの方々からお話がありました。
 報告と提案では、広がる交流と共同、情勢の発展と革新懇運動の課題、について述べられています。
 討論で、全国、どの分野でも共同が広がっていると言う内容が発言されていました。また、国民的な共闘が重層的にすすみ、戦いのなかで、国民を苦しめているのは、財界中心、アメリカいいなりの政治であることが、見えやすくなっている。革新懇運動を広げるときという認識もそれぞれの発言で触れていました。
 午後からの討論は実際の活動からの発言なので、必死にメモをとりました。
県レベルの活動、自治体、行政区、地域、青年、とそれぞれ発言がありましたが、私が関心をもったのは、企画を立てて、取り組んで、総括し、その中で、革新懇を大きくしていく。多くの発言に、このことを感じました。
 そして、もう一つは、共闘の取り組みです。
 神奈川県川崎市の宮前田園革新懇では、3・11原発ゼロの行動で、一点での共同であるが、会場に28ブースをつくり、その中では、各団体が主張したい独自の自由な発信をした。原発ゼロが共同のテーマで、それ以外の主張を抑えないで、行動するという、良く考えられた方式ではないかと思いました。
 お客さんとして招くのではなく、一緒に取り組む、このことも重要だと思います。学習会を開く時に、我々が開催するからご参加くださいではなく、講師を依頼するとか、連帯挨拶をたのむとか、とにかく、企画に参加してもらうことで、共同、共闘をひろげていく、このことが今、重要であると思いました。
 町内会単位の革新懇の取り組みも報告されましたが、非常に興味のある取り組みみだと思います。共産党の後援会では顔を出せないと言う町内会役員さんも、革新懇なら大手をふって参加できると、5700世帯の町内で100人の革新懇、370人の9条の会と運動が広がっている。
 青年革新懇は県単位ですが、出来始めている。インターネットのつながりが特徴で、そこから、学びを進めていき、共同の行動で、バーチャルからリアルなつながりに発展していくと展望できます。
 革新懇運動のあり方についての問題提起がありましたが、理論的な追求をする人と実際の運動を追求している人たちとの違いではないかと思いました。
 実践をしている人が多いので、理論面の討論は後回しにされているのではないか。統一戦線の当面のあり方については、理論会議でももって討論した方がいいと感じました。
 さて、春日井に生かすべき内容は何か。やはり、共同を働きかけることだと思います。学習会でも、講師をこれまでのつながりの無かった団体に依頼に行く挑戦をしましょう。そこから、会員を増やすことが広がっていくのではないでしょうか。(M)
   

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