革新・愛知の会は12月7日、第34回総会で「秘密保護法『強行採決』に断固抗議し、廃止を!」の特別決議を採択しました。この前日に国会での強行採決をうけ、満場一致で採択。すべての政党にこの特別決議を送りました。
特別決議
秘密保護法「強行採決」に断固抗議し、廃案を!
2013年12月7日
革新・愛知の会第34回総会
自民党・公明党が秘密保護法案を参議院でも強行採択したことに、満身の怒りを込めて抗議する。
憲法を根本から踏みにじる違憲の悪法を、国会内でも前代未聞のルール破りを繰り返し国民多数の声を踏みつけにした暴挙は絶対に許されない。
私たちは、参議院本会議で必ず廃案させるために断固としてたたかう。
秘密保護法は、憲法で保障された主権者の知る権利、言論表現の自由をはじめとした基本的人権の保障、平和主義とおよそ両立できないものである。
日弁連や全国すべての弁護士会、報道機関や出版社、研究者、作家、俳優、音楽家、映画監督などの著名人、さらには海外の大手新聞社や国連の人権高等弁務官も反対や懸念を表明、慎重審議を求める国民の声は、審議をすればするほど広がり、8割が慎重審議を求めるにいたっている。
秘密保護法が憲法で保障された表現の自由をうばい、国民を監視する弾圧立法であることは、自民党石破幹事長が市民の言論活動を「テロリズムと本質的に変わらない」と発言していることでも明らかである。
「数の暴挙」によって民主主義を壊すことは、絶対に許さない。
米軍とともに海外で「戦争をする国」をつくる、国民の目と耳と口をふさぎ、軍事国家に道をひらくことは決して認めない。
私たちは、自由と民主主義と平和を求める声を一層大きくひろげ、この法案を廃止にするために行動する決意である。
以上、決議する。