２月２２日、あいち九条の会は「結成９周年のつどい」開き、１４０名が参加しました。
自衛隊イラク派兵差止訴訟弁護団の事務局長を務めた川口創弁護士が、「立憲主義の破壊に抗う」と題し、安倍首相が進める「壊憲」の動きについて、実質的に憲法九条を無きものとする国家安全保障基本法を中心に講演しました。本来、憲法にもとづくべき「基本法」であり、下位法によって憲法を否定することになり、その内容とあわせ憲法と立憲主義に反することを明らかにしました。
集団的自衛権行使容認など政府解釈の変更、国家安全保障基本法などが成立すれば、憲法は在って無きごときものとなってしまいます。
あいち九条の会は、この憲法の危機にあたって原点に立ち返り、「九条の会」の倍加、市民への宣伝活動などを強め、改憲のための国民投票に持ち込ませない世論づくり、草の根からの運動を取り組むことを呼びかけました。