【14.12.24】総選挙で自共対決がはっきり!2015年を勝利の年に―革新愛知の会常任代表世話人 大島良満

 
 最高裁が違憲状態といっている民意を正しく反映しない小選挙区制で安倍政権が、多数を占める結果となりました。
反面、沖縄では、自民党の議席が選挙区では全滅し、オナガ知事を応援した「オール沖縄」の議員が全員当選しました。
 共産党が8議席から21議席を占め、自共対決の選挙であることがはっきりしました。
 安倍政権は統一地方選挙までは本質を隠し、統一地方選挙が終わったら2015年5月の連休後に「戦争をする国」づくりに向かって、関連法案の国会通過をはかる暴走を突き進めようとするでしょう。
 私たちは、沖縄の新基地建設をさせないという一点での県民の要求にもとずいた救国の統一戦線の成果に学び、愛知でも知事選挙、統一地方選挙の勝利に向かって取り組む年だとおもいます。
 とりわけ、12年間も空白であった県議会を克服することが知事選挙の勝利とあわせて最大の課題です。
 世論を無視して、リニア新幹線の建設が強行されています。また、原子力発電所の再稼働も堰を切ったように行われようとしています。
 2015年の賃上げも2兆円を超える経常利益が見込まれ円安によってはさらに膨大をするトヨタなど大企業の内部留保を所得再配分によって非正規労働者や下請け、関連中小企業へ還元させる運動と世論をさらに強めることも必要ではないでしょうか。
 今年は、4年に一度の政治決戦の年であり、革新・愛知の会がさまざまな分野で役割を果さなければならない年です。
 各団体の会員を増やす努力と相まって地域の隅々に革新懇をつくり広げるチャンスでもあり、みなさんと一緒に頑張る決意です。

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