東日本大震災、そして最悪の人災・東京電力福島第一原発事故から4年を前にして、「3・11震災復興支援!さよなら原発in岡崎行動」が、3月8日(日)午前11時から12時まで中電岡崎支店前で行い晴れ渡った空の下で110名が参加。参加者は、「浜岡廃炉、原発なくせ」のゼッケンを着け、手作りのうちわや鳴り物をもってアピールしました。
実行委員長の室弁護士は、「地震や津波は昔からありました。先輩達はそれを乗り越え復興してきました。しかし、原発事故はふるさとを奪い住むことも出来ません。電力会社は原発を止めなければなりません。これからも『原発なくせ』の声を上げましょう」と挨拶。
続いて、浜岡原発廃炉の運動のリーダー、岡村事務局長(原発住民運動静岡県連絡会)が、「静岡でも集会、パレードがやられています。浜岡原発再稼働に向けて、中電は新聞を使って『原発は安全』をふりまいていますが、県内の26市町の議会から浜岡廃炉、再稼働反対、安全対策をと意見書があがっています。 静岡県知事あての再稼働反対100万署名も取り組んでいます。岡崎の皆さん、共に頑張りましょう」と力強く挨拶。
リレートークでは、福島原発の地元の悲惨な実態報告、支援物資で協力している方、幼稚園の給食材の放射線量を量っている方から「原発なくせ」の思いが語られました。また、ラップに乗ってのコールも。
最後に、「日本には原発は要りません。日本のエネルギー政策は、原発再稼働ではなく原発ゼロを決断し、自然エネルギーの開発を急ぐことに転換することです。私たちは、原発がゼロになるまで声を上げ続けます」とした決議を全員の賛成で採択。安倍首相と水野中電社長に届けることも確認しました。