憲法ってな~に!?
10月30日午後、西三河弁護士会館で憲法学習会を開催。講師は「明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)」の室穂高氏(弁護士法人リブレ)で、初めての顔ぶれも含め33人が参加しました。
立憲主義について電気紙芝居で説明。宗教の自由、表現の自由ではそれぞれ戦前の「大本事件」、「横浜事件」、報道の自由では高市総務大臣の「停波発言」に触れて、自民党改憲草案は「公益及び公の秩序」の範囲内で基本的人権を制限する仕組みを説明。
室弁護士は、立正佼成会で憲法の話をされたとき、「宗教の自由」は、他人事ではなく我が事として受け止められた、との感を受けたそうです。
憲法尊重擁護義務について、参加者から「99条には国民は含まれていないが、国民は為政者に憲法を守ってほしいとの思いで“憲法を守ろう”と声を上げている」など意見が出されました。
私は、安倍首相の言う「日本を取り戻す」の中身は、基本的人権が、大日本帝国憲法の時代に逆戻りになるとの思いを新たにしました。 (福田秀俊)