いよいよ11月に開催の全国交流会が近づいています。今回の交流会は、新しい総選挙後の情勢の下で開催されます。
革新・愛知の会の代表世話人に期待を語っていただきました。
大いに学びあい、市民と立憲野党の新たな共闘の発展、その要、架け橋としての革新懇の前進を―田辺準也
革新懇全国交流集会へ、私の期待。
自分を大切にし、主張も貫きながら、お互いの共通の目的、利益のために力を合わせる。普通の市民生活にとって当たり前のこと、でも難しい、とりわけ政治の世界では。今回の総選挙も野党の乱立となり与党が漁夫の利を得た、多くのマスコミの論調です。然し、事実はどうか。
北海道から沖縄まで、勿論愛知でも、安倍政治はもうごめん、と市民と立憲野党の共闘が進みました。国政選挙の場では初めてだそうです。一見、野党の乱立、実は、憲法を、平和、民主主義を守る国民の大同団結が始まったと思います。
違いを乗り越えて手を結ぶ、どんな苦労があったか、どんな展望が開けたか、貴重な経験を直接全国の仲間から聞かせてもらえる、交流できる11月18,19日、全国革新懇交流集会、期待が高まります。
大いに学んで、愛知での市民と立憲野党の新たな共闘の発展、その要、架け橋としての革新懇の前進、をめざしたいと思います。
「見返りは民主主義」を育む場として成功を!―柘植新
10月22日(日)開票された総選挙では、与党が過半数を上回る議席を占め、一貫して「真の野党共闘」を追求し続けてきた日本共産党が議席を大きく減らすという、残念な結果でしたが、不思議と未だに負けたような気がしません。
この選挙は与党の勝手な都合と打算を最優先し、その補完勢力である希望の党なる妖怪勢力の台頭とそこへの民進党の党略的な合流という異常な大逆流の中でスタートしました。ここで、野党共闘を貫いてきた日本共産党が、全国67の小選挙区で予定候補を降ろすという大英断が間髪を容れず下されました。その効果はてき面、民進党の中から不死鳥のごとく立ち上がった野党共闘の続行を追求する立憲民主党の大勝と魔力を失った希望の党の大敗を促しました。この大英断に際しての志位委員長のすがすがしい談話、「見返りは民主主義」は必ず近い将来に実を結ぶものと確信しています。
こうした状況の真っ直中で、来月(11/18~19)中部地区で開催準備が進められている、革新懇全国交流会in愛知は「見返りの民主主義」を育む場に相応しいものとして、成功させたいものですね。(革新愛知の会世話人:柘植 新)