10月28日、千種区内で「安倍9条改憲NO!」3千万署名推進の集いが開かれ、110人が参加しました。
開会あいさつに立った千種区9条の会の栗本伸子さんは、自らの戦争体験を振り返り「9条は絶対に変えてはいけない」と語り、「安倍9条改憲NO!」署名について、有権者の過半数をとらないといけないと呼びかけました。
「総選挙後、安倍改憲の新段階と運動の課題」と題して記念講演を行なった一橋大学名誉教授で全国9条の会の渡辺治さんは、「総選挙の結果、改憲勢力は衆議院の8割を占めた。2020年施行という期限を切って改憲を急ぐ安倍政権は、来年の通常国会に改憲原案を発議しようとしている。それは、何としても止めなければいけない。
その山場は、5月3日頃。3千万署名運動は、そこを目標に提起した。アベ9条改憲NO!の運動にどれだけ野党の参加を確保できるかが鍵、運動を通じて、政党は成長する。3千万署名と市民と野党の連携こそ、勝負の鍵。改憲許さぬ共同は地域から」と、2時間近くにわたって熱く講演しました。
集いに参加した「ママの会」の渡辺ゆう子さんは、「今回、学んだことをもちかえってみんなに伝えたい。絶対に改憲させないために、署名運動も大いにすすめたい」と、語りました。
集会は、東部革新の会の黒田二郎事務局長が「安倍9条改憲NO!千種・名東市民アクション」の結成と7万3千筆の署名目標の提起を確認、署名運動を成功させるために呼びかけ人・賛同者を広げるアピールを採択しました。
この取り組みでは、俳優の天野鎮雄さんや名大名誉教授の水田洋さん、社民党元市会議員の冨田勝三さん、寺院の住職、教会の牧師、ママの会、医師、弁護士など幅広い構成で10人が呼びかけ人となりました。