【18.10.30】「講演と文化の夕べ」―会場満員!勇気と連帯の輪ひろがる

 10月30日開催の「講演と文化の夕べ」―前川喜平講演会「国家権力の私物化 見過ごせなかった私の信条」は会場満員の1300人余りが参加されました。当日会場内で訴えた沖縄辺野古基金カンパも34万5342円が集まりました。
 
 前川さんの講演会はコチラから→この人に聞く

主催者挨拶・連帯の挨拶

 
「文化と講演の夕べ」での主催者挨拶と連帯の挨拶をご紹介します。

【主催者挨拶】
革新・愛知の会代表世話人/田辺準也
  なぜ前川喜平さんをお迎えしたか。昨年5月、記者会見で前川さんは「あったことをなかったことにはできない」と発言されました。あの一言はウソ・文書隠し・公文書改ざんを繰り返す安倍政権に怒りを超えて「どうせ政治とはこんなもの」とあきらめがちになった時、私たちに大きな励ましと勇気を与えてくれました。
 災害出動する自衛隊員の涙ぐましい活躍に対する国民の感謝の気持ちをかすめとって、なしくずしにを憲法改訂しようとたくらんでいます。わたしたちはアベ改憲NO、憲法完全実施をもとめて署名に取り組んでいます。 沖縄では辺野古新基地建設絶対阻止の民意を代表する玉城デニー知事が実現しました。
 革新懇運動はこうした平和・くらし・民主主義の願いを地域・職場から思想・信条・党派のちがいを超えて力を合わせて実現しようと頑張ってきました。その為に各界の方から大いに学び交流しようと今日は前川さんをお迎えしました。(要旨)

 
【連帯の挨拶】
名古屋岩の上教会・牧師/相馬伸郎さん

 私は、第一次安倍政権で葬られてしまった旧教育基本法が大好きです。冒頭に個人の尊厳ということばがあります。それは、日本国憲法が描き出した本来の人間の姿のことです。要するに、人はただそれだけで、かけがえのない、尊い存在なのだということです。これこそ、日本国憲法の神髄です。これは真理だと信じています。
 真理には力があります。真理それ自体に、真理に従って生きる人を生み出し、育てる力を持っているからです。そして真理には、人間をありとあらゆる束縛から解き放つ力があります。真理はわたしたちを自由にするのです。
 名古屋岩の上教会は、2015年、戦争法案が国会で議論されはじめたとき、これは真理にかかわってくる事柄だと考え路傍に立つことにしました。教会から歩いてすぐにある国道の交差点です。すると地域の方々も駆けつけてくださいました。 この出会いから1年後、名古屋市緑区で「安保法制を許さない緑区の会」が組織され、教会で会議をするようになりました。駆けつけて下さった方の中に「革新・愛知の会」に連なる方がいらっしゃいました。私は、皆さまに呼びかけたいと思います。このままでは戦後のこの国の歩みは完全に壊されてしまいます。心の中で「まずいな」と思うだけではなく、これを奪おうとする力に向かって、ご一緒に声を挙げてまいりませんか。
 主イエス・キリストの恵みと愛、神の祝福と神の平和が今晩、お集まりのお一人お一人の上に豊かにありますように、心からお祈り致します。アーメン。     (要旨)

バイオリンとピアノの演奏

 
【文化の部】青年ネット会員でもあるバイオリニストの森悦子さんとピアニスト齋藤紀子さんによる演奏。ベートーベンの「スプリングソナタ」から始まり、沖縄連帯の意味も込めて「童神」を演奏していただき、素敵な音色に酔いしれました。

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