緑市民病院のより良い医療をめざしてーー緑平民懇

 緑平民懇も参加している「みどり市民病院のより良い医療を願う会」は、昨年末、名古屋市立大学附属みどり市民病院との懇談会を開催。
 医療従事者や新設設備・機器を含めた現行の診療体制、病院の利用者の状況、やや弱点のあった感染症対応の充実・他の医療機関との良好な連携状況などの報告を受けました。移転に伴う災害防止については、現行のみどり市民病院は、災害時拠点病院では無いとのことでしたが、すでに報告されている通り、災害対策は考えているとの事。また、現在老朽化した設備・機器のため患者・医療従事者の負担が大きく、部分的対応には限界があるとのこと、医療機器の修理・購入にも莫大な費用が必要で、市からの援助を希望している旨話がありました。
移転先の安全面での考え方には、願う会とはやや異なる点もありましたが、「医療の継続」が危うい状況だという点は理解して今後の方向性を考えていく必要があると思いました。
「願う会」としては、当面、1月末に開催予定の県開催第2回名古屋・尾張中部構想区域地域医療構想推進委員会の審議内容を把握し、方向性の参考にしたいと考えています。(緑平民懇ニュース2月号より)

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