70年余のあゆみーいのちを生みだす母親はいのちを育て生命を守ることをのぞみます

愛知母親大会事務局次長
    中尾 裕子さん

 1945年、ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験で第5福竜丸など多くの漁船が死の灰をあびました。広島、長崎につぐ3度目の被爆に母親たちは怒り、平塚らいてうさんら6人は全世界に向け「原水爆禁止のための訴え」を送り、 1955年、スイスのローザンヌで世界母親大会が決まりました。
 それに先立ち6月、第1回日本母親大会が東京で開かれ2000人の女性が集まり、河崎なつさんを団長に 14人の代表を送り出しました。その世界母親大会に寄せられたギリシャの詩人ペリディス夫人の詩の一節 「生命(いのち) を生みだす母親は生命を育て生命を守ることをのぞみます」は母親・女性の心を捉え、連帯のスローガンなっています。「核戦争から子どもを守ろう」との母親たちの熱い願いから始まった母親大会は全国各地で開催され、70年余をあゆみつづけてきました。
 ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザへの侵略、アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃など世界で起こっている戦争や日本でも軍備の増強、非核三原則の見直し等「核戦争」が起こりうる情勢になっています。いまこそ母親大会の役割が求められています。母親大会はひとりで悩んでいる人にも声をかけ、北から南から世代をこえて話し合い、誰でも参加できます。
 10月24日(土)第72回愛知母親大会が北名古屋市の名古屋芸術大学アートスクエア(文化勤労会館)で開催されます。ぜひご参加ください。

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