マイナ保険証一本化反対!連続行動

岸田政権の強引なマイナ保険証一本化を阻止しようと、「マイナ保険証一本化反対実行委員会」は9月12日、29日に緊急連続行動を行いました。
 
9月12日 学習集会
マイナ保険証 何が問題?なにが狙い?

 講師は愛知県保険医協会の日下紀生さん。この日は、オンラインでの参加も合わせて121名が参加しました。
 講演では、マイナカード保険証の管理の困難さ、手続き・更新の煩雑さ、あらゆる情報が紐づけされることによって、知られなくない医療情報や個人情報が知られてしまうなどの危険性を指摘。もうすでに様々なトラブルが噴出していることも明らかになりました。財界のマイナカード普及の要請に応えるための、強引な保険証取り上げを阻止する運動が必要と訴えました。

◆各分野から発言
◆介護施設経営者。日々体調の変わる高齢者にとってカードや番号の管理は大変に困難。付き添いなどで職員が保険証を持つこともある。現行保険証がなくなってしまうと現場が混乱することは必須。やめてほしい!
◆自治体職員。窓口は通常の業務もあり大混乱。ひどい時は5時間待ち。国は紐づけの利点ばかり強調しているが、制度構築不十分。DV被害者の身の安全守れない可能性も。現行の保険証をなくす必要ない。
◆視覚障がい者。障がいを理由にマイナカードの申請拒否の事例が出ている。現行の保険証は更新手続きは不要だし、紛失した場合でも大きなトラブルに巻き込まれるリスクが少なかった。多くの情報が紐づけられるマイナカードではこうはいかないだろう。私たち弱者にとっていいことは何もない!

9月29日 集会・デモ
 久屋大通公園・光の広場で集会を開催しました。主催者からの挨拶に続き、各分野からスピーチ。
 集会では、マイナ一本化阻止にむけた運動として、「現行保険証を残してください!」の署名を呼びかけるとともに、各地での学習活動、街頭宣伝活動、国、愛知県、自治体への要請行動などを旺盛に展開することを確認しました。集会後は、栄の街をデモ行進。参加者は150人を超えました。(主査者発表)

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