【15.05.10】若い人たちと政治をつなぐ架け橋に―選挙をたたかって

西山あさみ―青年ネット会員・日本共産党名古屋市議会議員

 
 昨年青年ネットのみなさんと一緒に「セイネンジャー」という劇をやらせていただきました。“あたらしい憲法の話”を題材に戦争の怖さ、戦力の放棄、二度と戦争をしないと誓った憲法の大切さを表現しました。
 今、安倍政権によって戦争する国づくりが進められようとしています。海外での戦争に加担し犠牲になるのは同世代の若者や子ども、孫の世代です。自分の子どもや孫が歪んだ政治の犠牲にしないように、戦場に送られるような将来を残さないために声をあげていきましょう。
 また、私と同世代の青年は世界一高い学費や利子つきの奨学金、非正規の不安定な雇用やブラック企業で使いつぶされるといった多くの問題に直面しています。ブラック企業の問題では、私の友人たちからも「長時間労働やサービス残業は当たり前だった」と話を聞きました。真面目に働いている人こそ助けを求めることができず企業に使い潰されていく社会をこのまま見過ごすわけにはいきません。
 今回の地方選挙では「若い人たちと政治とを繋ぐ架け橋となりたい」をキーワードに活動してきました。
 実際に学費の問題やブラック企業の問題では若いみなさんがチラシをその場で読んでくださり「ブラック企業はなくしてほしい」「がんばってください」と多くの声をいただきました。
 政治離れが進んでいると言われる若者ですが、実際は私たちが若者にしっかり思いを届けることができてないだけなのかもしれないと感じました。
 今まで声をかけてこれなかった若いみなさんに政治に目を向けて一緒に社会を変えていこうと呼びかけ、要求を実現していくために議会でがんばります。

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