【10.10.10】平民の暮らし阪本貞一 革新・愛知の会代表世話人、国民救援会愛知県本部会長

平民の暮らし

 9月17日、菅改造内閣が発足した。去る7月の参議院選で国民から厳しい審判をうけ、「有言実行内閣」へと看板替えをしての再スタートだが、その布陣をみる限り、「逆流内閣」との感を強くせざるを得ない。

 菅内閣は、そもそもその出発当初から普天間基地問題や派遣労働問題、消費税問題等々、国民の期待を裏切り続けてきたが、新体制はその批判に応えるどころか、虚構の米軍基地抑止力論に固執し、更には「日米同盟の深化」の名のもとに安保体制の強化を図ろうとする陣立て。「平和的生存権」の確立を願う国民への新たな挑戦とも受け止めざるを得ない。

「改憲手続法」が施行されたが、菅内閣のもとでは「名ばかり施行」と軽視することが許される状況にはありません。改憲原案の審議を進める「憲法審査会」の始動を許さないためにも緊張感を持って奮闘していきたいものです。

(阪本貞一 革新・愛知の会代表世話人、国民救援会愛知県本部会長)

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