【19.04.10】岸野知子さん(消費税をなくす愛知の会事務局長)

知ってパワーアップのカフェ―税のあり方が国を変える

 「税って、何ですか?」で始まるミニカフェ。喫茶店で、テーブルの上にはモリモリのモーニング。そんな中で、消費税の学びとおしゃべりは、口の動きも忙しく、全員参加でとっても楽しい。
 12月の中旬から数えて、のべ30回、参加者は554人。
 たとえば、「消費税は何に使われたのか?」「日本の一年間の軍事費は?」「昨年消費税をゼロにした国は?」と、矢つぎ早に質問して一緒に考える。ぐっと身近に興味がわくように、世界の軍事費ランキングの一覧表を大きくビー紙に書いて、必ず見せる。
 アベさんは軍事費を「GDP1%から2%にする」と言っているので、10兆円を増やすと、世界で8位の日本が、5人抜きで世界3位の軍事大国になる。その財源が消費税。戦闘機の爆買い、こわいですね~。
 消費税ゼロにしたのは、マレーシア。昨年5月に野党が政権を取って実現。
その次に手を付けたのは、中国が計画している「一帯一路」という、高速道路や新幹線の巨大大型開発で、借金大国になる道を拒否した。
 中国に反旗を翻すという国のあり方を大きく変える道に踏み出した。税のあり方が国を変える。
 大企業減税のカラクリや累進課税をすすめ、ばらまき減税をやめれば、15~23兆円の財源は出てくることも話す。
 5月10日には斎藤貴男さんを招いて「ネットワークあいち」の立ち上げも準備中。
「先が見えなくなって不安でたまらない。」という、小さな業者のおかみさん。
「選挙で白黒つけましょう」が私の合言葉。

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