「正社員が当たり前」の雇用形態を!!
「営業利益が一兆円を超えまもなく2兆円を突発、そしてビッグスリーのGMを抜き世界一の自動車会社。・・・・・賃上げゼロが続いたものの一時金には反映され、頑張れば報われる思いがあった」30代半ばで念願のマイホームを手に入れた社員。月々7万円、一時金で夏冬それぞれ30万円のローンの返済を組んだ。
今年に入って生産現場は残業ゼロ、職場によっては交代勤務から常昼生産になり、深夜手当、時間帯もゼロになった。一時金も昨年と比べて50数万円確実に減る。右肩上がりで何とか支払える算段もくずれた。
40代から期間従業員として契約を繰り返し、通算5年を超え働いたが、2月で雇い止めになった彼は、「会社がこんなことになるなんて夢にも思わなかった。正社員にはなれないと思っていたけど、繰り返しでいいので、ここでずっと働くつもりだった。」「次の働き口はまだ決まっていないが、トラックの運転手と思っている。タクシーは寮もあるので・・・・・。」
正社員を減らしながら安上がり、無権利の非正規労働者を増やし、大儲けをあげ、内部留保を積み増し、株主配当、役員報酬の引き上げに当てた。
内需を冷やしながらの外需依存、輸出頼みの大企業のやり方に今多くの労働者が目を向け始めています。
経済の土台である雇用を守るためにも「正社員が当たり前」の雇用形態をつくり、残業を当てにしなくても生活できる賃金を勝ち取るために、仲間と連帯し頑張りたいと思います。