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【11.06.14】停止した浜岡原発の見学会挙行さる

原子力基本法の精神(民主・ 自主・公開)を空文化させない運動の一環を担って−日本科学者会議(愛知・岐阜・静岡支部)

   5月21日(土)、日本科学者会議(JSA)の愛知・岐阜・静岡の3支部の合同で見学企画が挙行され、30名のJSAの会員を中心とする有志が参加した。政府からの緊急要請もあって、5月6日(金)から、すべての原子炉の運転が停止されている、中部電力の浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)に、午前11時に集合し、中電差し向けのマイクロバスで、所内の原子力施設を同乗した所員の説明を受けながら、車内から見学した。
 それに引き続いて、施設内の会館で中電の専門官と活発な質疑・応答が交わされ、さらに原発施設に付設されている「浜岡原子力館」で、3号炉の実物大(高さ22m)の原子炉模型を使った、原子力発電の仕組みの展示物などを、解説付きで見学した。
 午後は、浜岡原発のすぐ近くにある佐倉公民館の一室を借りて、JSA会員であり、物理が専門の林弘文・静岡大学名誉教授から話題提供をしていただき、それを巡って地震・津波と原発の諸問題について、熱心な討議がなされた。
 この企画は、東日本大震災(3/11)以前からJSAで検討してきたものであるが、中部電力の公式HPでは、「テロ対応のため、原発は見学不可」となっており、さらに全原発の停止直後でもあって、実現が危ぶまれていた。しかしながら、静岡支部の鳥畑教授の粘り強い交渉によって、JSAという研究者集団のために、特例として(?)「公開」されたものである。
 したがって、今回の見学企画は、大震災後とみに高まっている、脱原発の動きと連帯し、同時に原子力基本法(1955年制定)の精神(民主・自主・公開)を空文化させないという、重要な運動の一環を担っていた。

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