革新懇の活動−革新・愛知の会の活動

【13.01.07】新しい年にあたって(代表世話人より)

2013年 新しい年に

               政治革新の展望を語る

新しい年に 何を書くか 

  青木 陽子       作家

 年末の総選挙で自民が大勝した時、街頭インタビューで若い女性が「公約(・・)をきちんと守ってほしい」と応えるのをテレビで見て軽い衝撃を受けた。彼女が念頭に置いたのは、たとえば「雇用の確保」のようなことだろうか、こちらは「国防軍」だの「改憲」だのを思い浮かべてしまう訳で、そこのずれであろうと思っても、どこかうすら寒くなる。
 政治の右旋回を歓迎している訳ではないのだろうが、行き詰まった経済状況を案じる時、それ以外のことは脇に置いて、ふりまかれる幻想にしがみつくのだろう。食べて行けなければ何事も始まらないが、そんな風にいまの生活を維持することに汲々とさせられる時、人々の目には見るべきものが映らなくなる。
 小説を書いているけれど、こんな状況の中、どんな作品を書けばいいのか。新しい年もその課題はますます難問になりそうだ。

いのち・平和を大切にする社会へと新たな50年にむけて

  安藤 満寿江 新日本婦人の会会長
 
 改憲をもうかがう自民党圧勝の総選挙で新年をむかえる2013年。新婦人は10月19日創立50周年を迎え、いのち・平和を大切にする社会へと新たな50年に向けてスタート。
 「核戦争の危険から女性と子どものいのちを守ります」「憲法改悪に反対、軍国主義復活を阻止します」など50年前に定められた5つの目的が、今、切実な要求に。
 9月に旅したドイツでは、今もなおナチスを糾弾し、犠牲者追悼の記念碑を建て、ホロコーストや加害の歴史を学校現場でも、社会にでても教育しつづけている。国防軍をとなえ、「『慰安婦』はなかった」という新首相、そして日本との大きな違い。
 小組(サークル)を楽しみ、おしゃべりし、冷たい政治に怒り、「私は言いたい」と行動する新婦人。「この街に新婦人があって良かった!」と誰からも思われるよう、世代をつな

2013年を新しい時代を切り開く幕開けの年に

  岩中 正巳  日本共産党愛知県委員長

 昨年12月の総選挙では、政権交代の公約をことごとく投げ捨て、国民を裏切った民主党政権への厳しい審判が下り、民主党は大敗し、自公両党で衆議院の3分の2を超える議席を獲得し、自公政権が復活した。しかし、自民党は大敗した09年総選挙から比例でも、小選挙区でも得票を大きく減らし、小選挙区では4割台の得票で8割の議席を独占することとなったものであり、国民の期待があったわけではない。
 日本共産党は、あらゆる分野で改革ビジョンを掲げ、「自民党型政治対日本共産党の対決」という真の対決構図を押し出し、攻勢的にたたかったが、マスメディアを利用した、「政権の枠組み」論、「第三極」持ち上げキャンペーンを打ち破るには至らず、比例東海ブロックで貴重な1議席を守りぬいたが、全国的には8議席にとどまった。
 「財界中心」「アメリカいいなり」の古い政治を断ち切らなければ日本の明るい未来が開かれないことは明らかであり、自公政権と国民の矛盾は激化せざるを得ない。4月の名古屋市長選挙、7月の参議院選挙で必ず躍進・勝利をかちとり、2013年を新しい

ご一緒に力をあわせて頑張りぬきたい

大島 良満  消費税をなくす全国の会常任世話人

 新年おめでとうございます。
 民意を正しく反映しない小選挙区制度によって「まわれ 右」の政治になりました。アメリカのいいなりに鉄砲を振りかざす戦争をする国に向かうことは、「いつかきた道」です。いまこそ、リベラルと良識のある多くの国民が総結集する時です。「第三極」といわれた政党は自民党出身者によってつくられた政党だということを見抜くことが大事ではないでしょうか。
 東南アジアに戦争の火種を振りまく挑発的な発言、消費税の増税で暮らしを苦しめる、景気を良くするという大企業だけが儲かるインフレ政策、TPPで日本の伝統農業、皆保険の医療制度などをアメリカの儲けで食い荒らされることは、許してはなりません。
 いまこそ、愛知革新懇が大きな役割を果たさなければなりません。みなさんと平和・民主主義・政治の革新にご

歴史は変わる」に「希望」を託したい

  太田 義郎  愛知県商工団体連合会会長

 年末の総選挙の結果を見て、私は思った。2013年はどんな年になるのだろうか。「希望」、「不安」と交差する年となりそうだ。
 今年は、四月に名古屋市長選挙、七月に参議院議員選挙がある。国会は来年度の予算とともに、憲法問題、TPP、景気回復(土建国家復活、超インフレ策)、尖閣、竹島問題、消費税、くらし(医療、年金、福祉)問題と山積みしている。国民の圧倒的要求、願いと総選挙で選ばれた議員との温度差は一八〇度違う。したがって今年も国民の脱原発・ゼロ原発、福祉、暮らし守れとの厳しい対立、せめぎ合いが続きそうだ。
 政治は、引き続き自民党圧倒的多数といえども不安定化を続けるだろう。国民のマグマの様な巨大な怒り、不満、要求のかたまり、そのうねりとのちから

今、声を出そう

  大橋 宗明  名古屋市職員労働組合執行委員長

 「あなたは、子どもや孫に武器を持たせ、人が殺し殺される戦場に送りますか」と問われれば、「送りません」と多くの人は答えるだろう。私もそう答える。そう答えられることができる。日本国憲法に基づく自由や権利が行使できる社会があるから。
 「『武器をもって戦場にいく』ことが多数意見だ。あなただけが、わがままを言っている」と「多数」「民意」を振りかざされ、普遍的な真理に基づく、自由や権利が後景に追いやられる危険が強まっている。「そんなことにはならない」と思っている間に、少数の特別の人しか声が出せ

職場から政治の革新の波を起こして行くために

  榑松 佐一  愛知県労働組合総連合議長

 さきの総選挙では自民党が二九四議席をとり圧勝しました。しかし比例区の得票率をみるとわずか0、9ポイントしか増えておらず、大敗した前回とほとんど変わっていません。今回の結果は「二大政党への不信、少数政党への戸惑い、くらしへの不安」があらわれたものだと思います。
 大衆運動を放棄し、ひたすら民主党支持を義務づけた連合労組は支持基盤を崩壊させました。これに対し、全労連、愛労連は消費税、原発、改憲阻止など組合員の願いを結集してたたかい、公務職場からもドサクサまぎれの退職手当てカットに怒りが巻き起こりました。一方、これからどういう政治をめざすのか、職場で政治を討議することはできていません。
 改憲、集団的自衛権容認が目の前にきたいま、職場から政治の革新の波を起こして行くために、どういうやり方が必

革新懇の役割を改めて考える年に

  田辺 準也  地域と協同の研究センター理事

 いつもの年以上に心引き締め気持ちを新たにしたい。革新懇の役割を改めて考える年にしたい。憲法を守る心構え新たにしたい。
 総選挙の結果、衆参のねじれ現象がいよいよ国民と国会のねじれになってきた。原発、消費税、社会保障、TPP、などなど、夫々の課題では圧倒的多数者である国民の声は、総選挙では活かされなかった。小選挙区制の弊害が又も露骨に現実化した。しかも、自衛隊を国防軍へなど、戦後67年、圧倒的多数の国民の常識が覆される可能性さえ生まれている。
 どうすれば圧倒的多数の国民の声を活かすことができるか。思想、信条越えて、平和、暮らし、民主主義の課題で国民的協同をめざす革新懇こその思いが膨らむ。高齢になって力の限界感じるが、憲法の恩恵に一番浴してきた世代の責務として、できることできる限り頑張りたい。

このページの先頭にもどる

携帯電話用QRコード
携帯対応について

更新情報RSS