【13.08.17】安倍政権の暴走阻止を!――革新・岡崎の会ニュースNo.113発行

憲法改悪、原発再稼働・輸出、TPP、消費税増税、社会保障改悪~安倍首相の暴走阻止を

 参院選の結果は共産党躍進!自共対決へ。しかし自民党を追い込もう!これができていません。
 参院選前ナチスが独裁を完成させた方法と極めて似ていると指摘しましたが、麻生太郎副総理の「ナチスの手口に学べ」発言は、まさに本質が露呈しました。
 アベノミクスは毒矢ばかりの亡国のカジノ経済政策、TPPは日本をアメリカに売り渡す国土と文化の荒廃政策、消費税増税は福祉敵視の貧困格差拡大政策、原発維持と海外セールスは環境破壊政策、憲法改悪はナチス張りの国家主義によるアメリカと一体となった戦争国家改造の総仕上げ。安倍政権は虎視眈々と強行を狙っています。マスコミも安倍政権にすり寄っています。
 具体的な阻止行動を組織していかなければなりません。参院選で威力を発揮した、誰でもできるインターネットと草の根の口コミが私たちの武器です。革新懇に参加してその一翼を担いましょう。

もっと保守と言われる人の中にも―革新・岡崎の会第一回世話人会より

革新・岡崎の会第1回世話人会が8月11日午後、弁護士法人リブレ会議室で9名の参加で行われました。
《参議院選挙結果をどう見るか。》
*自民党の大勝と日本共産党の躍進で、自共対決という構図が明確になってきた。今後の運動が重要だ。
*共産党の躍進に喜んでばかりはいられない。これまでの運動の範囲であれば、反動
勢力からの大きな巻き返しがある。既に集団的自衛権を容認する人物に内閣法政局長官の首をすげ替えるなど、危険な方向へ動き出している。
*社会保障についても年金は下げられ、介護、医療の保険料は上がり、ガンジガラメにされようとしている。消費税増税反対の署名にも、「もう決まっている」との意見も多く、この分野でも運動を強めなければと思う。
*リブラギャラリーで行われた岡崎空襲展に参加された年配の方が、「何で選挙の前にやらんかったのか、選挙前にやってほしかった」という声が寄せられ、自民党の改憲に危惧を持っている。
*自民党改憲草案には自民党の古参からは「9条に手をつけるのはダメだ」の意見も多く、96条改定反対も含めて、もっと保守層の中に入っていく運動が求められている。
*今回の東京都議選、参院選での共産党の躍進は、まだ第3の波が「始まった」ということです。西三河では企業、労働組合の民主党締めつけが強く、ここを押しのける力を持たなければなりません。

 《躍進には何か仕掛けてくる》
 荒川代表世話人は、「共産党の躍進に対して、阻止しようとする勢力は必ず何か仕掛けてくる。革新懇の運動と方針が、多くの国民にまだ知らされておらず、これを広げていくこと。2014年の3.11行動の前にも集中した大きな取り組みが必要ではないか」と提起されました。
また、沖縄・辺野古での米軍の新基地建設に反対し、米・カリフォルニア州での「ジュゴンを守れ」の環境権裁判も紹介されました。
 たたかいの中に革新・岡崎の会を、そして大きく
 討論の中で、憲法の改悪を許さず、憲法を守り活かす運動、原発の再稼働・輸出の推進をやめさせる運動、消費税増税を阻止し、社会保障改悪を許さないたたかいの重要性が浮き彫りになりました。そして、革新・岡崎の会の運動の役割が確認されました。

 今後の活動として、次の4点を確認しました。
(1)8月25日の第3回憲法学習会「憲法とTPP」に多くの参加を呼びかける。10月25日、12月15日の学習会も憲法の視点から身近なくらし、雇用の問題を取り上げ、幅広い層の関心を引き出していく。
(2)来年の「3.11震災復興支援!さよなら原発 in岡崎」集会を団体・個人に広く呼びかかけて行う。そのために革新・岡崎の会から9月中に準備会開催を呼びかける。
(3)全国革新懇ポスター「憲法を守り生かそう」を大いに活用していく。希望される方は事務局に連絡してください。
(4)「仲間を増やそう」。総会後に2名入会されましたが、亡くなられた方も見えます。目標は120名(現在100名弱)です。みなさんの周りの人に一声かけてください。

“核兵器と原発は同じ”という思い―原水爆禁止世界大会・長崎に参加して

 原水爆禁止世界大会・長崎から帰ってきて最初の「原発ゼロ11行動 in 岡崎」(8月11日)は、「原爆も原発も同じだ!」という強い思いを一層深めて参加しました。
 長崎大会で浜岡原発に最も近い湖西市長さんの「原子力発電所も核兵器とみなす」「原発は敵国を攻撃する武器ではありません。しかし有事の時に敵国から狙われたら突然原爆に変質するんです」という発言!飯舘村の佐藤八郎さん、同じく小学校6年の志賀晃太君の「原発事故の風化を許さない」「原発ゼロ」の訴え!
 長崎・松山公園爆心地に立ち、千羽鶴を手向け、祈り、被爆遺構を巡り、被爆者田中安次郎さんの語りを聞き、資料館で学んだこと。
 岐阜の瑞穂市長は、「非核・平和都市宣言」の具体化として、原爆の恐ろしさ、戦争の愚かさを学び、二度と、繰り返さないよう、次代へ語り継ぐために、毎年15名のピースメッセンジャーとして中学生を長崎に派遣し、”非核・平和コンサート”を開いていること。これらに学び、岡崎市に対して積極的に要望をし、この岡崎の地からも、見える行動を広めていくことが原水爆禁止世界大会に参加した者の役目だと思いました。

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