【16.12.10】革新・愛知の会第37回総会開催!

12月10日革新・愛知の会総会 要と架け橋の役割を果たし、新しい統一戦線結成に向けて前進を!

 
12月10日、歴史的な第37回総会を開催。「市民と野党の共闘」にリードされて衆議院選での野党の共闘が進みつつあります。革新懇運動があらゆる地域・職場で、要と架け橋の役割を果たし、新しい統一戦線結成に向けて前進することを確認し合いました。
 参加者は、19団体、26地域革新懇、8職場革新懇、個人会員など84人が参加。石川康宏全国革新懇代表世話人の講演では134名参加)。座長は羽根克明代表世話人、中西八郎代表世話人が行いました。

開会あいさつ 大島良満さん(代表世話人)

大島良満(代表世話人)いま、日本は大きく変わり得る転換点にある。安倍の支持率は50%に戻った。変革のマグマの原動力は革新懇だ。大いに論議を行ってほしい。

村上俊雄事務室長 運動方針案提起

野党共闘の実現を見すえ、戦争法廃止・壊憲阻止と貧困・暮らしの不安を打破する大きなうねりを──運動方針案提起・・・・
村上俊雄事務室長
 参議院選野党共闘の勝利に学び、戦争法廃止・立憲主義回復の運動の中でつくられた「市民と野党の共闘」をさらに前進させる。衆議院選挙区での共闘をすすめ衆議院選挙区での勝利をめざす。「主権者のみなさんへ」アピールを出す。来年全国的に提案される憲法を守り活かすアピール署名(仮称)──人々の暮らしの前進と日本の軍事大国化阻止を一体とした大きな運動を軸に運動を進める。新しい時代をみすえ統一戦線づくりに革新懇をさらに強くする。来年11月、全国革新懇交流集会を愛知で開催される。
 夏には一泊で世話人・地域・職場革新懇交流会を行う。

討論 尾鍋昭彦(瑞穂革新懇)

 衆議院4区で野党統一候補をどうつくるか熱田、港、瑞穂、南各区の革新懇事務室長が10月30日集まった。市民に集まってもらい野党統一に向けて集会をもつ。今回で11回目の総会参加。やっと革新懇の役割が自分で納得できる。戦争法廃止・立憲主義回復でいろんな政党と交流し政治を動かしていきたい。

古川大暁(民青同盟)

 青年に大きな変化が生まれている。無料塾に関わっている学生が学費で「社会に訴えたいと」いってきた。保守系(親自民と自称)の学生が「政治のことを語り合おうとすれば、左派しかない」といっている。来年、京都で開催の革新懇の青年交流会に向けて市民運動・NGOの人たちともつながるように連続講座を予定、愛知から30人、バスで出かけたる。ぜひカンパで支援を!

三浦米吉(平和委員会)

(1)小牧基地周辺に軍事産業集中
(2)アメリカ軍戦闘機をオーストラリアと共同製造
(3)武器輸出を計る(全体パワーポイントを使って発言)

山口清明(日本共産と港区選出市会議員)

 ママの会の人と4区のことで懇談した。前回の選挙の民進・共産・維新を合計すれば、自民に必ず勝てる。野党統一の方向を確認し合った。市議選で共産党は5から12議席に。前回の三・四倍、一万七千通寄せられた市政アンケート市民の声を市政に反映させたい。年金、介護、医療・老後など国政への要求が強く出されている。国政革新への期待が強い。

立松暁一(春日井革新懇)

 九条の会と連携して戦争法廃止をめざす春日井ネットを立ち上げた。共産、民主、社民の議員も参加している。6月5日、戦争法廃止、安倍政治は辞めよの集会を開催。260人が参加。6区で野党共闘をどう進めるか──これからの課題として取り組んでいきたい。

鷲野恵子(日本共産党愛知県会議員・西区)

12年ぶりに共産党が県議会議席獲得。全国で唯一、請願に捺印が求められる制度を廃止した。最低賃金の値上げを求める請願が修正はあったものの全会一致で採択された。県民の願いが実りつつある。子どもの補聴器購入助成、特別支援学校のマンモス化解消・空調導入、県営住宅ボロボロへの対策など、いずれも共産党が取り上げていた課題を自民党も取り上げ、これに知事が改善の方向を示した。

山本友子(守山革新懇)

 革新懇に係わって13年。改めて革新懇の重要性を感じている。毎月、代表世話人会を行い毎月ニュース作成し手配りしている。2区でも野党統一に向け、市民と共闘し一致点をつくっていくことが大切だ。『市民と野党の共闘』(全国革新懇発行冊子)を全会員分(70冊)買うことにした。「市民と野党の共闘」──これを地域でどう広げるか──楽しみながらロマンのもって運動を続けていきたい。

石川勇吉(宗教者平和の会)

愛知県は全国で最も日本会議の活動が活発の所だ。伊勢神宮を頂点に7万9千の神社が神道政治連盟に加入し、安倍政権の右寄りの流れを支えている。この動きに歯止めをかけるために、一人一人が出来ることをやっていくことが必要だ。社会的習慣に紛れて町内会を通じてカネ・人を出す事に批判を加えたい。神社を本来の宗教法人にさせることが必要。伊勢神宮のある三重県で野党統一候補が勝利したことも新しい流れに生かしたい。

西村秀一(緑平民懇)

8月、岩の上教会のスタンディングに連帯した。活動後、「サンドイッチでも食べよう」と牧師の提案で戦争法を許さない緑区の会をつくることに。8月30日、9月12日と400人以上の集会を2回行った。近藤昭一衆議院議員なども参加して感想を出し合った。改憲勢力3分の2を取らせてしまった。野党共闘が希望だと話し合った。2月16日、「戦争法を許さない緑区の会」の呼びかけ人会議で3区での野党共闘への『アピール』を出したい。

太田義郎(愛商連会長)

日経新聞(11/2)は志位共産党委員長へのインタビューを行った。志位委員長は、共産党は政権参加に当たって他党との不一致点はもちこまないと主張。これに日経は悪意あるコメントを加えている。「『不一致点を持ち込まない』というのは連立政権というカヤに入るための手段にすぎず、入ったら革命をやるつもり。自衛隊解消・安保廃棄、消費税廃止は現実感なし。ここを市民連合が追求しないなら野合だ。」など。野党共闘こそ希望だ。東アジア共同体、財政問題などについて革新懇もシンポをもつことが必要。われわれも政権が取れることを示す事が大事。革新懇として衆議院選にガンバロウ!

閉会のあいさつ 田辺準也(代表世話人)

 石川講演からは元気を頂いた。子どもの貧困の深刻さ、カジノ(他人の不幸を踏み台にしてもうける)を合法化する安倍政治のひどさが心に残った。今後に向けて展望をもつことが出来た。(1)市民と野党の共闘で安倍政治を辞めさせることが出来る (2)一点共闘を前進させることとともに「野党共闘」を大いに前進させる (3)野党共闘を進める上で革新懇の運動のはたす役割が大きい (4)主権者の皆さんへ「アピール」を是非、地域でも活用して欲しい (5)本気度を新年に向けて発揮していきたい。

第37回総会で選出された代表世話人

選出の代表世話人 
青木陽子、穴沢仂、荒川和美、石川勇吉、◎伊藤慎次、伊藤良孝、◎岩中正巳、◎蛯原京子、江間幸雄、◎大島良満、◎太田義郎、柏木啓韶、河村光哉、◎榑松佐一、◎小池まり子、小林武、小松民子、澤田昭二、◎田辺準也、柘植新、古川大暁、土井敏彦、中島信行、中西八郎、早川純午、林文弘、松岡洋文、見崎徳弘、◎村上俊雄、矢崎正一、山内一征、(新☆ 常任代表世話人◎)
事務室 村上俊雄(事務室長)、岩中美保子、加藤平雄、山本晃子、中家啓
会計監査 松岡洋文、津田康裕
*なお、羽根克明さん、原山剛三さん、山岸光夫さんは代表世話人を退任されました。

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