県革新懇ニュース−文化のすすめ

【06.11.05】きりえと私

きりえ作家 桜井 久美子

特に美術に関心があった訳ではなかった私は、ひょんな事で38歳の時“きりえ”に出会った。制作は決めるまでの時間が長い。はた目には「いい加減に取りかかったら?」と映るかもしれないけれど。決めてしまえば後はやるだけ。子育て中の私は、子ども達に「勉強しなさい」とは言えなかった。自分が創る時の状況を思えば、“やる気になるまで待つしかない”」と思えたから。

きりえを通じて多くの出会いがあった。グループ展等開くと旧友、知人と話に花が咲く。名張毒ぶどう酒事件の奥西勝さんにきりえ絵手紙を届け、少しでも生きる力になればと思う。夏休みに子ども達ときりえうちわを作ったり、きりえをしてみたいという人達に簡単なきりえの講習をしたりと、新たな出会いもうれしい。

待つ心と出会いの楽しさを与えてくれた“きりえ”に感謝し、今後も続けていきたい。

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