県革新懇ニュース−この人に聞く

【16.05.10】元自民・民進・共産党市議が一緒――戦争法を廃止するあま市議会議員有志の会

  岩本 一三さん

民進党あま市議会議員。1942年三重県松坂市生まれ。1958年建設業、不動産業現在にいたる。七宝町会議員1983年無所属当選。3期

私は戦争孤児です――悲しい、つらい思い

 七宝町議から町村合併をへてあま市議になり今年で33年目にはいりました。38歳から議員として活動してきました。
「人と人を大切に」が私のモットーです。人と人を大切に、つながっていけば平和な社会にできると思っています。
 私は、戦争孤児です。7ヶ月の時に両親が戦争で亡くなり、祖父母に育てられてきました。
みなさんに支えられて現在があります。
 幼かったこともあり戦争そのものの記憶は薄いですが悲しみ、苦しみは人一倍感じてきました。
不公平さもずいぶん感じてきました。学校で火鉢の周りに入れてもらえなかった悲しい記憶もあります。お風呂にも滅多には入れなくて汚く、両親がいないということで、ひとりぼっちでした。
絶対に戦争はやってはいけない、この思いは人一倍で強いです。

元自民党、民進党、共産党市議が一緒に

 日本共産党あま市会議員の亀卦川さん、野中さんから「安保法制(戦争法)をどう思いますか」「有志でやりませんか」と呼びかけられました。つらい戦争体験をした者として「一緒にやりましょう」と「安保法制(戦争法)に反対するあま市議会議員有志の会」で一緒に取り組んできました。
 昨年の9月19日に安保法制(戦争法)が国会で強行採決されたあと、すぐに9月議会中に結成しました。元自民党市議、共産党の市議の方も含めて5名ですがおそらく全国的にもこうした動きは速かったと思います。 今年になって大治の有志の議員が一緒にやらせてほしいと参加されました。広がってきていますが自民党系市長さんの顔を伺う人もいることも事実です。 
 議会へ安保法制反対の意見書を提出しましたが、19対5で否決されました。しかし、これは絶対に廃案にしないといけません。
 子ども医療費無料化の請願も提出し市民に優位になることであれば、党派をこえてやりましょうよと取り組んでいます。

武力行使に道をひらく

 安保法制(戦争法)は、政府・与党の「数の暴挙」で成立させられました。それを許したままにしておくことは絶対にできません。日本は70年間、憲法に謳われているように戦争しない国として世界に信頼されてきました。その日本国憲法に真っ向から背く違憲立法です。 憲法九条を踏みにじり、自衛隊の海外での武力行使に道を開くものです。
 自公政権の説明では「後方支援」だからいいのではないかと言っていますが、戦争に前も後ろもありません。自衛隊員が派遣されるのはたえられません。
 結局、戦争で犠牲になるのは庶民です。絶対に許せない。

多くの犠牲の上にある日本国憲法

 七宝町議のときに知覧特攻平和会館を訪問しました。第二次世界大戦末期の沖縄戦において特攻という人類史上類のない作戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊員の遺品や関係資料が展示されています。
 18、19才の特攻隊員の遺書・手紙には身に迫るものがありました。犠牲になられた人のためにも戦争を絶対にしてはいけないと感じました。 広島、長崎に投下された原爆でおおくの犠牲があって今の日本がある。沖縄の語り部の人の話も聞きました。
 愛知県は軍需産業の一大拠点です。愛知県清須市に本社をおく豊和工業は武器をつくっているのです。
 戦争で儲かるのは軍需産業だけです。
 日本は、軍需に多大なお金をつかっていますがそれを平和に使えば、世界中で貧困もなくなるのです。

自公退陣へ力を合わせて

目に見えた活動で、市民の共感が広がっていくと期待をしているのですが安倍さんの支持率は、まだまだ高いです。野党共闘がもっともっと広がって、そして京都、北海道で野党が勝たなければいけません。全国からの支援をひろげましょう。
 戦争法を絶対に廃案にするために2000万署名も大いに取り組み、参議院選挙で自公退陣へ野党で奮闘しなければいけません。
 憲法9条を改正するなどはもっての外ですね。市民が声を上げれば事態は変わります。
 1989年参院選で自民党中心の与党を参院過半数割れに追い込み、土井たか子さんが「山が動いた」という名文句を残しましたが、今こそ動かさないといけないですね。動かせるような状況はひろがっていると思います。
 これからも、みなさんから相談されたことはその日のうちに実行する。これをモットーに頑張ります。

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