【16.06.12】第1回『政治と暮らしを語りあう会』を開催

 初回となる今回の会は、語り合いの糸口として「逃げ切り世代と言われたままでいい?!」というキャッチコピーを掲げ、「ご存じですか?年金問題をめぐって団塊世代は、逃げ切り世代と言われています。経済的格差が拡大する中、このままでは世代間対立をあおられるばかりです。そればかりか、日本国憲法のもと戦後70年つちかってきた平和、民主主義が壊わされようとしています。個人として尊重し合い、掛け替えのない暮らしを守り、幸福追求の権利を行使するために、主権者として世代の枠を超えて、共に語り合いましょう。あなたはこのまま黙っていていいんですか?」「参加資格は、ご自分でも一言発言したいし、他の方の発言にも耳を傾けていただける方」という呼び掛けで開催しました。

 会場は本山の生協生活文化会館3階会議室、参加者は20名ほど。話題は多岐にわたり、年金問題、消費税のカラクリ、戦争体験、憲法の値打ち、定年退職した男性への“困ったチャンにならないで”との女性の立場からの苦言など、有意義な語り合いができました。

 一方的に敵を作って罵倒したり、自説を一方的に展開するのでは共同の輪は拡がりません。自説を堂々と述べると同時に、相手の主張にも耳を傾け熟議する。私たちが今求められているのはそういうことだと思います。憲法をめぐって、民主主義の根幹について、主権者である私たちは、今こそ対話し、語り合いの輪を広げましょう。
                           

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