高校フエスタと緑平民懇が共催で
高校生愛知サマーセミナー
緑区講座「戦争と平和と九条」に50人が参加
緑区九条の会から5つのタペストリーと活動パネルを展示
第19回「愛知サマーセミナー」が7月21日から23日まで開かれました。「誰でも先生・誰でも生徒」「街とつながる学校」のテーマで1000講座の一つとして、高校フェステと緑平民懇が共催で講座「戦争と平和と九条」を持ちました。
講演は戦争体験を戸笠九条の会の速水民子さんに語っていただきました。「憲法を学ぶ」の講演は、学習協会長の吉田 豊さんにお話をしていただきました。
フリートークでは、「北朝鮮や中国が攻めてきたとき武力がなしでいいのか」などの意見が出されました。
以下 戦争体験を語られた清水民子さんの感想です。
「私は三十分の持ち時間をいただき、戦争体験を語らせていただいたのですが、強い思いがあふれすぎて時間をオーバーするのに気がつかず、ストップをかけられたほどでした。司会の高校生が「ぜひまた続きをお聞きしたいといわれ、真剣なまなざしで、私の話に聞き耳を立ててくれる若者たちと心をつなぐ喜びに胸が高鳴りました。
もう一人の講師である「憲法を学ぶ」をお話された吉田豊さんはとても話術に長けたソフトな語り口で、難しいはずのお話をわかりやすくして、人の心をひきつけておられました。
学生の質疑応答、フリートークも活発でちゃんと反対意見も臆せず発表し、実に充実した若者との交流に満足いたしました。
(教えることは、教えられること)講師の私たち、緑区から参加した大人たちも大いに勉強をさせてもらい若いパワーを浴びて帰ってまいりました。
私が最後にどうしても若い人たちにお願いしたいことは、どうか政治に関心を持ち、選挙権が出来たら絶対に棄権しないようにしてください!ということです。
いま、20代の選挙投票率は34%、これは絶望的な減少ですと強調してきました。」