【07.08.3】緑平民懇ニュース発行

いよいよ革新懇の出番 

 暑中お見舞い申し上げます

参議院選挙の結果は、安倍内閣と自民、公明の惨敗によって、国民の政治変革への強い期待が示されたと思います。ひとり勝ちした民主党にこの国民の期待が担えるか?憲法九条を守る立場に立ってないのでは論外です。その意味では、いよいよ革新懇の出番である。要求にもとづく運動を広げつつ革新統一の力を大きく築いていく時だと思います。

 

6月23日 代表世話人会議を行いました

6月23日、「イラクの学習会」の後、本年度第1回の代表世話人会議をひらきました。
総会以後の報告、年金者組合、共産党、九条の会、個人の報告を受け、今後の取り組みについて話し合いました。

 9月14日に行う映画「日本の青空」上映の取り組みの概要、高校生サマーセミナーの取り組みの紹介、事務室体制の確認を行いました。
 
(緑平民懇ニュース 8月3日号 7.8合併号より)

リレートーク 23

年金者組合大学での活動
 
鬼頭 康男(年金者組合県本部執行委員)

今、東京で「君が代斉唱」で立たなかった先生が退職後の再雇用を拒否され、闘っていますが、私の関ったことと「同じことだなあ」と思っています。定年後は臨時講師でもやって、ゆっくり考えようなど思っていたが、それは甘い考えだった。

 それで、ひまで困って年金者組合に入れてもらったのが、今の生活の始まりだった。年金者組合は楽しくて、なによりいい人ばかりだった。例えば「ゆうゆう山楽会で山道を一列になって歩きながら、さまざまのことを話し合い、知り合った。ある時、山中で、京都の同じような団体に出会って、小さな旗を持っていた人に「会」の名前を尋ねたら「ふらふら会」という答えがかえってきて、大笑いになったこともあった。これは高齢者が多いこともあるが、ふら~っと出かけるからというのが、その説明であった。

 組合では、雑用から、いろんな仕事があり、今まで手をつけたことがないことも教わって世界が広がった。そしてたくさんの人と顔見知りになった。不得意な会計の仕事を手伝ったり、初期のコンピューターで、大いに苦労したこともあった。その頃、組合の会議が終わっても、まだ、暗くなるまで話し合っていた部署があった。何をそんなに議論することがあるのだろうと思っていたが、それが「年金者大学で」あった。今思うと、バスツアーなどを企画すると具体的なことで、時間がかなりかかるのだった。ひょんなことから、その年金者大学に、さそわれ、そちらもやるようになった。

 年金者大学は、年金者組合の創立と同時に、当時、充満していた文化要求におされて出発し、私の知っていた人では、故岩田澄男さんらが組合の文化部長も兼ねながら、熱心に推進してきたもので、組合自身もイタリア年金者組合に範をとったものだった。
 そこで、講座やツアーの手伝いをしていくうちに、古今東西の学術文化について眼を開かされ、海外旅行にも参加でき、生きがいが広がった。

 現在は、若い頃映画を観にいったことを少しでも助けとして、映画や歴史の講座の世話をしており、これも知らなかったことが次々と展開されて、楽しくもあり、勉強にもなります。
 これからは、私たちより、年齢が若い人や少しでも興味や関心をもってみえる人が、こうした講座にたくさん参加してほしいなと思っています。

投稿「大高九条の会」のOさんより

 
学習会「イラク戦争の現状と憲法9条」

 6月23日(土)13時30分から、JA緑 徳重支店集会所で、「イラク戦争の現状を憲法9条」の学習会を行いました。

 初めに、高校生フェステの若者たちが元気に群舞を演じてくださいました。

 皆さんからの感想
 ■ 正直、参加するまでは「なぜ今イラク?」とぎもんにおもっていた。そういえば当事はテロ、ビンラディン、プッシュ、自衛隊について大量の報道があった。しかしそこに住む人たちの報道は少なかったように思う。

 放射線治療を研修中のナビール氏の話があった。劣化ウラン弾の被害から、イラクの病院はサポートを必要としているが、援助は少なくなってきているそうだ。イラクの人は日本を注目しているが、日本はアメリカによく思われたいと考えて自衛隊を送ったことを知っているそうだ。

続いてセイブイラクチルドレン代表の小野まり子さんの話があった。ナビール氏同様に日本は支援に行ったが、アメリカの為だとイラクでは見られているそうだ。「銃を持ちつつの支援はないと思う」に私も同感だ。

報道がなければ事実がそこに存在しないわけではない。知ろうとしなければ見えない事実はやはりあるのだと思う。

今の事実を見つめて、イラクの人たちの立場に立ってみようではないか。そうすれば何が必要か、何が出来るか見えてくると思う。
(大高九条の会Oさん)

 

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